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欧米アスリートの4割が実践 話題の「グルテンフリー食」の気になる効果と現状

ビジネスパーソンが実践する場合は「栄養の偏り」に注意

 さて、とあるプレス勉強会で、世界のアスリート食について講演をした時のことです。「グルテンフリー食は世界中のアスリートから求められている食事の一つ。2020年の東京オリンピック選手村でも、グルテンフリー食は必須」と話したところ、「日本は米食の国。効果があるかないかわらかない食事を摂り入れる必要はない。外国の食文化に影響されすぎではないか?」という質問を新聞記者から受けました。

 国を代表する選手たちが集まるオリンピックの選手村の食堂では、選手のニーズに応えることがとても大事です。効果があるなしではなく、今やグルテンフリー食はベジタリアンなどと同様、選手の食の嗜好の一つ。少なくないニーズがあるならば、選択肢の一つとして準備するのは当然のことです。

 また、「これを食べると調子がいい」という食事は、選手たちにとってコンディションを整えるために必要なルーティンの一つです。日々、アスリートと接していて感じるのは、「効くか効かないかわからない」食事でも、選手が求めているのであれば準備するのがとても大事だということです。

 これまでの研究では、グルテンフリー食は特定の食品の摂取を制限するため、食物繊維やビタミン、ミネラルが不足しやすいという結果が出ています。ビジネスパーソンも、実践するなら肉や魚、野菜、果物といった体に必要な食品をバランス良く取り、栄養が偏らないように注意してくださいね。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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