環境を変えることは「逃げじゃない」 異文化で崩れた常識…自宅に見知らぬ男、シャワーはお湯出ず

「環境を移すのは逃げじゃない」 現在の若者へ伝えたいメッセージ
アジア内ではサッカー強国の日本でプレーし、他のアジア諸国を自分の物差しで見てしまっていた部分も少なからずあった。だが「文化も国も育ってきた環境も違う」と再認識。自身の考えを改め、浮上するきっかけを掴んだ。
「押し付けたところで向こうは受け入れないし、関係性も築けないと身を持ってわかったので。もう受け入れてやろうって。いきなり全部は受け入れられなかったかもしれないですけど。段階を踏んで、徐々に徐々にっていう感じですかね」
現在はスポーツ界のみならずボーダレス化が進み、海外で働く、あるいは海外の仕事に関わる選択肢が広がっている。だからこそ松本は「合わないところで別に無理にやる必要はない」と、日本の未来を背負う若者へメッセージを送る。
「例えばそこでダメなことが、別の国では正しいこともあります。自分をちゃんと評価してもらえる場所に環境を移すのは逃げることじゃない。自分の居場所を変えたり、目線を変えたり。一か所にこだわってやるよりも、柔軟に場所を変えることもいいんじゃないかなと思います」
フィジーを離れた後、マランパ・リバイバース(バヌアツ)を経て、2019年11月にヤンゲン・スポール(ニューカレドニア)に入団。そこで念願のクラブW杯初出場を果たす。だが、着実にJリーグ出場に近づいていた松本をさらなる不運が襲う。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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