フィギュアスケートのコラム一覧
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スケート教室に「入会1年待ち」 中野友加里が訴える“待機選手問題”のリアル
2020.09.26元フィギュアスケーターの中野友加里さんが「THE ANSWER」のインタビューに応じ、「フィギュアスケート界のリアル」について語った。前編は「スケートクラブの“待機選手問題”」だ。
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【#今こそひとつに】中野友加里が「宅配業者の方々」に感謝 外出自粛中に受けた配慮
2020.07.10この春、新型コロナウイルスが拡大し、各地で「STAY HOME」の動きが広がった。一歩ずつ、収束に向かう中で今なお、医療従事者をはじめ、社会のインフラを支える人々はリスクを背負い、最前線で私たちの暮らしを支えてくれている。誰もが身近で「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に感謝の気持ちを抱いた瞬間があるのではないか。
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「『強い』だけじゃ片付けられない」 中野友加里が感じるアスリート羽生結弦の凄み
2020.06.17元フィギュアスケートの中野友加里さんが昨年3月、勤務していたフジテレビを退社し、再びフィギュア界で活動を始めた。解説者として競技の魅力を発信する傍ら、「ジャッジ」といわれる審判員としても活躍。世界選手権に3度出場し、05年グランプリ(GP)ファイナル3位など実績を残した、かつての名スケーターがこのほど「THE ANSWER」のインタビューに応じた。
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選手とファンの関係と「待機選手問題」 中野友加里が考えるフィギュアスケートの価値
2020.06.16元フィギュアスケートの中野友加里さんが昨年3月、勤務していたフジテレビを退社し、再びフィギュア界で活動を始めた。解説者として競技の魅力を発信する傍ら、「ジャッジ」といわれる審判員としても活躍。世界選手権に3度出場し、05年グランプリ(GP)ファイナル3位など実績を残した、かつての名スケーターがこのほど「THE ANSWER」のインタビューに応じた。
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野球取材に見たフィギュア報道のヒント 引退した中野友加里がスポーツ記者になった理由
2020.06.15元フィギュアスケートの中野友加里さんが昨年3月、勤務していたフジテレビを退社し、再びスケート界で活動を始めた。解説者として競技の魅力を発信する傍ら、「ジャッジ」といわれる審判員としても活躍。世界選手権に3度出場し、05年グランプリ(GP)ファイナル3位など実績を残した、かつての名スケーターがこのほど「THE ANSWER」のインタビューに応じた。
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高難度のジャンプが勝つ道具へ 「4回転時代」到来に日本女子が持つ、それぞれの覚悟
2019.05.21フィギュアスケートは2018-19年シーズンがほぼ終了した。選手たちは現在、新しいプログラムの振付を行ったり、海外で合宿したり、アイスショーに出演したりと、来季に向けて始動している。女子は現在、トリプルアクセル(3回転半)、4回転ジャンプを跳べる選手が出てきている。来季はいよいよ「4回転時代」となり、高難度のジャンプを跳べないとトップにはなれないかもしれない。
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「死も同然」の負けから気づいた原点 羽生結弦は壁を越えていく、きっと何度でも―
2019.04.08フィギュアスケート男子でソチ、平昌両五輪で連覇を達成した羽生結弦(ANA)。平昌五輪のポストシーズンとなった今季のハイライトは間違いなく、3月の世界選手権だった。昨年11月のグランプリ(GP)シリーズのロシア杯で右足首を負傷してから約4か月ぶりの復帰戦。23日のフリーでは世界王者のネーサン・チェン(米国)と歴史に刻まれるハイレベルな名勝負を繰り広げた。2年ぶりの優勝はならなかったが、五輪王者の「帰還」と呼ぶにふさわしいものだった。
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韓国フィギュアは“日本の跡”を辿れるか 膨らみ始めた「ヨナ・キッズ」という蕾み
2019.01.19フィギュアスケートの韓国選手権が1月11日~13日まで行われ、男女ともバンクーバー五輪女王のキム・ヨナに憧れて競技を始めた「ヨナ・キッズ」と呼ばれる2人が優勝を飾った。
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高橋大輔復活の裏で浮上した「第3の男」問題 32歳の背中は“若手の刺激剤”になるか
2019.01.022018年12月に行われたフィギュアスケートの全日本選手権は、競技会へのカムバック後3試合目だったバンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔で始まり、高橋大輔で終わったと言っても過言ではないほど、見る者を魅了するスケーターの存在感を見せつけた大会だった。同年7月に現役復帰を発表してから半年後の全日本選手権に引退以来5年ぶりの出場を果たした高橋がどれだけの演技を披露するのか。高橋ファンもさることながら、国内外のスケート関係者たちも大きな関心を持って注目していた。
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坂本花織が紀平&宮原に勝てた理由 「跳ぶから見てろよ」で示した18歳の強心臓
2018.12.26今年のフィギュアスケートの全日本選手権で女子シングルの表彰台に立った3人は、戦前の予想通り、GPファイナルに出場した顔ぶれだった。ただ、真ん中に立ったのは5連覇を狙った全日本女王の宮原知子(関大)でもなく、トリプルアクセルという最強の武器を持った新星の紀平梨花(関大KFSC)でもなかった。いわば、「本命」でも「対抗馬」でもなく、「伏兵」と言える「第3の女」と目されていた平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)だった。
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なぜ、高橋大輔は今なお輝けるのか 「ボロボロだった」復帰から取り戻した“質”
2018.12.247月の現役復帰発表から半年が経ち、復帰戦から数えて3試合目となるフィギュアスケート全日本選手権に5年ぶりに戻ってきた高橋大輔(関大KFSC)。かつての日本のエースが再び輝きを放って、全日本という晴れ舞台のリンクに立った。32歳という年齢は、いまの時代を引き継いで活躍中の選手達とは10歳前後も違うが、その華麗な滑りはまったく色褪せることなく、むしろ、2014年ソチ五輪後に現役引退してからの様々な経験が血となり肉となって、肉体的にも精神的にも進化成長しているように感じる。
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なぜ“手負いの獅子”羽生結弦は勝てたのか 「僕は五輪、知っていますし」の意味
2018.02.21日本のエースでソチ五輪王者の羽生結弦が、とうとう66年ぶりの五輪連覇の偉業を成し遂げ、平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した。11月9日に右足首を負傷してから約3か月ぶりの復帰戦であり、10月のグランプリ(GP)シリーズ・ロシア杯以来の実戦だったが、怪我の影響をほとんど感じさせない演技を見せて勝った。
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浅田真央、宇野昌磨らを輩出 なぜ、愛知は名スケーターを生み出せるのか
2018.01.231988年のカルガリー五輪に伊藤みどりが出場して以降、長野を除く7大会に代表選手を輩出してきた「フィギュア王国・愛知」。 フィギュアスケート日本人初の五輪メダリスト・伊藤みどり、日本で最初の4回転ジャンパーである鍵山正和、恩田美栄、安藤美姫、浅田真央、小塚崇彦、鈴木明子、村上佳菜子に続き、平昌五輪の代表に宇野昌磨が内定した。
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五輪出場権獲得のフィギュア北朝鮮ペア、日本で明かしていた“日常”と“笑顔”
2017.09.30フィギュアスケートのネーベンホルン杯(ドイツ・オーベルストドルフ)は29日、五輪最終予選を兼ねて行われ、北朝鮮ペアが平昌五輪の出場権を獲得した。北朝鮮が来年の平昌五輪で出場権を獲得するのは、全競技を通じて初。一躍、脚光を浴びる存在となった男女は、今年2月に札幌で行われた冬季アジア大会に出場し、“日常”を明かしていた。
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「see」から「do」へ― 小塚崇彦、28歳が描くフィギュア界の“幸せな未来”
2017.09.12かつてフィギュアスケート界を華やかに彩り、五輪の舞台も踏んだ元トップスケーターが今、フィギュア界の未来のために汗を流している。小塚崇彦さん。男子の高橋大輔、織田信成、女子の安藤美姫、浅田真央らとともに、長らく日本スケート界を支えた一人だ。
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どうなる、平昌五輪戦線? 小塚崇彦流のフィギュア17-18年シーズンの楽しみ方
2017.09.07「THE ANSWER」ではバンクーバー五輪代表の小塚崇彦氏がフィギュアスケートを語る非定期連載をスタート。現役スケーターの分析からフィギュア界の裏側まで、毎回テーマを設定。元トップ選手だから語れる話題をお届けする。
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羽生とW表彰台 宇野の未来照らす「2.28点差」、己への挑戦で世界歴代2位
2017.04.02羽生結弦(ANA)の優勝で幕を閉じたフィギュアスケート世界選手権(ヘルシンキ)。フリーで驚異の世界最高得点を叩き出し、3年ぶりに返り咲いた世界王者に注目が集まったが、その22歳に最も肉薄したのが同じ日本の19歳だった。宇野昌磨(中京大)は世界歴代2位となる合計319.31点で2.28点差の2位。羽生と上位を独占し、ダブル表彰台に立った。
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国籍は関係ない 日本人ファンを魅了、北朝鮮ペアに垣間見たフィギュアの“本質”
2017.02.26「緊張していい滑りではなかったけど、スコアは思ったよりも高かった。3位に入ることができて、大変満足している」北朝鮮勢、今大会初のメダルを獲得したキムは表情を緩めた。