コラムの記事一覧
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プロに行きたいなんて「とても言えなかった」 大学で実績ゼロの右腕が2軍球団で変身…24歳が迫る新記録の意味
2024.09.03今季からプロ野球の2軍イースタン・リーグに参入したオイシックスに、NPB各球団の注目を集める投手がいる。サイドスローからのクセ球を武器に、ここまでリーグトップの18セーブを記録している上村知輝投手だ。ただ創価大では、4年間でのリーグ戦登板がわずか3試合。なかなか信頼をつかめず埋もれていた投手だった。変身の理由と、2軍球団で積み重ねる数字の意味を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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「大谷翔平を思い起こして下さい」の真意 ついに初勝利も…熟成途上露呈したラグビー日本代表の課題
2024.08.31ラグビー日本代表は25日(日本時間26日)、カナダ・バンクーバーで行われた同国代表とのパシフィックネーションズカップ(PNC)プール第1戦を55-28で制して、新体制でのテストマッチ4戦目で初勝利を飾った。9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の下で「超速ラグビー」という新たなコンセプトを謳い、若手を積極的に起用する中での待望のテストマッチ初白星。チームには自信と追い風にはなった一方で熟成途上も露呈。初勝利を遂げた80分間の戦いで浮かび上がった「超速」の課題を振り返る。(文=吉田 宏)
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14歳で金メダル、突然の喧騒に「何が面白いの?」 今、10代半ばで活躍する五輪アスリートに「伝えたいのは…」――競泳・岩崎恭子
2024.08.24スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、4年に一度のスポーツの祭典だから五輪を観る人も、もっと楽しみ、もっと学べる“新たな見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値の理解が世の中に広がり、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。
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NPB復帰ゼロでも…“2軍球団”が開いた新たな移籍ルート 今後注目、ベテランも若手も「需要は増えてくる」
2024.08.24プロ野球は7月31日が新戦力の獲得期限となっており、今季から2軍イースタン・リーグに参加したオイシックスからNPB復帰を果たす選手は現れなかった。ただ翌8月1日に発表されたのが、元オリックスの吉田一将投手が台湾プロ野球の台鋼ホークスと契約したという知らせだ。NPBへの復帰やドラフト指名を目指す選手が集まった“2軍球団”の前に、突然開けた海外移籍への道。チームを率いる橋上秀樹監督はどうとらえているのだろうか。
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40歳シーズンで果たした“NPBデビュー” 不惑のレジェンドが一塁ヘッスラを敢行する理由「年齢は関係ない」
2024.08.2340歳を迎えるシーズンに初めて、憧れのプロ野球選手に――。そんなマンガのような野球人生を送っている選手がいる。今季からNPBの2軍イースタン・リーグに参加しているオイシックスの稲葉大樹内野手だ。昨季まで独立リーグで17年間、NPB入りを目指しプレーしてきた。チームがNPB2軍に“昇格”した今季も現役で迎え、8月22日には40歳に。夢の世界に飛び込んで何を感じているのか聞いてみた。(取材、文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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井上尚弥、美しさすら漂う9分間のシャドー ドヘニー戦へ慢心皆無、練習に滲み出た達人の境地
2024.08.22ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が21日、9月3日に東京・有明アリーナで行われる元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)との4団体防衛戦に向け、神奈川・横浜市内の所属ジムで練習を公開した。高い意識が垣間見えたのが9分間のシャドー。パンチ一発ずつに意図があり、緩みは皆無だった。NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信。戦績は31歳の井上が27勝(24KO)、37歳のドヘニーが26勝(20KO)4敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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「ラグビーが野球に並ぶくらい有名に」 最強野武士軍団、エディージャパン…日本ラグビーの“これから”に託す思い
2024.08.20前身の三洋電機時代から15シーズンに渡りワイルドナイツの中心選手として活躍して、昨季でジャージーを脱いだ堀江翔太。このレジェンドの引退で、チーム内には三洋電機のジャージーに袖を通した選手はいなくなった。堀江のラグビー選手としての足跡は、そのままワイルドナイツが国内最強へと登り詰める道程と時を同じくしている。最近2シーズンは優勝候補最右翼とされながら決勝で苦杯を喫し、堀江自身も花道を飾れなかったが、真紅からブルーへと変わった“野武士軍団”のジャージーにどんな思いを抱いているのか、そして新時代の野武士たち、日本ラグビーに託す思いを聞いた。(取材・文=吉田 宏)
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異国でペンキ塗りバイト生活「五郎丸たちは活躍してるのに…」 ラグビー人生のどん底、悲哀…辿り着いた2015年の栄光
2024.08.20ラグビー・ワールドカップ(W杯)4大会出場など日本代表の中心選手として活躍して、2023-24年シーズンで現役を引退した堀江翔太に話を聞いた。HOというスクラムの要と同時に、多彩なパスやキックでスタンドを沸かせ、日本人選手初のスーパーラグビー挑戦も果たした。プレーだけにとどまらず、洞察力とリーダーシップで桜のジャージーを牽引して、2015年W杯での南アフリカ代表撃破、そして19年大会のベスト8進出と、輝かしい足跡を残してきた。16年間に渡るトップレベルのラグビー人生、日本ラグビーのこれから、そしてジャージーを脱いでからの“第2章”と、ラグビー界のラスボスが、その思いを語ってくれた。(取材・文=吉田 宏)
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有森裕子さんの名言「自分を褒めたい」誕生の礎に スポーツ界に生き続ける高石ともやさんの「言葉の力」
2024.08.20「受験生ブルース」などで知られるフォークシンガーの高石ともやさんが17日に亡くなった。82歳だった。昭和を代表する歌手の一人でありながら、スポーツ界とも深い縁があった。国内外のマラソン、トライアスロンの大会に数多く参加。高石さんが残した言葉はスポーツの世界にも影響を与えた。生前、取材した記者が悼む。(文=荻島 弘一)
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プロを「クビになった僕」が“優勝請負人”に 元オリ武田健吾、30歳の今も社会人野球で続く進化
2024.08.20社会人野球の頂点を決める都市対抗野球は7月30日、東京ドームで決勝戦を行い、三菱重工East(横浜市)が初優勝を飾った。このチームの「5番・中堅」として、日本一に大きく貢献したのが武田健吾外野手だ。元々は、オリックスと中日で計9年間プレーしたプロ野球選手。それが社会人野球の世界に来て3年目で、念願のタイトルをつかんだ。本人の言葉を借りれば「クビになった僕」はなぜ、今もうまくなり続けることができているのか。30歳を迎えた武田に、変身の秘密を聞いた。
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女子レスリング快挙の裏に一人の名伯楽 最重量級・鏡優翔が世界を沈める“代名詞”を手にするまで
2024.08.18パリ五輪でメダル11個を獲得し、躍進を遂げたレスリング日本代表。中でも女子76キロ級では、鏡優翔(サントリー)が日本女子史上初となる最重量級での金メダルを掴んだ。快挙の裏では、代名詞の高速タックルを磨き上げるため、あるトップトレーナーの指導を受けていた。
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「口に出すって恥ずかしいことじゃない」 メダルを狙い、涙した古賀紗理那 28歳が引退まで追い求めた勝利
2024.08.17パリ五輪の女子バレーボール日本代表主将を務めた古賀紗理那が16日、都内のホテルで引退会見を行った。3日に行われたパリ五輪1次リーグのケニア戦が現役最後の試合に。東京五輪から駆け抜けた3年間、やり切った28歳は「チームとして戦うために、積み上げてきたものは少しも消えない」と悔いなく語った。
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日本レスリングに「もう金メダルは無理」 ソ連崩壊で強豪分散…かつての「普通」を覆したパリ五輪
2024.08.12スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、4年に一度のスポーツの祭典だから五輪を観る人も、もっと楽しみ、もっと学べる“新たな見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値の理解が世の中に広がり、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。
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議論渦巻くブレイキン判定「『クール』は数字で表せない」 IOCは過去に「主観の入る競技」除外案も…辿り着いた結論
2024.08.11スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、4年に一度のスポーツの祭典だから五輪を観る人も、もっと楽しみ、もっと学べる“新たな見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値の理解が世の中に広がり、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。
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五輪金メダル→プロで世界一 「夢を与える」と言わないアスリートの持論「叶わなければ負け犬か?」――ボクシング・村田諒太
2024.08.11スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。
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「人間は罪とともに生きている」 金メダル→世界一と歩み、「人間の弱さ」を悟った人生とスポーツの哲学――ボクシング・村田諒太
2024.08.11スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。
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「陸上競技と受験は似ている」 敗因はすべて自分、特性を知り“勝てる戦場”を探す陸上で人が育つこと――陸上・為末大
2024.08.11スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。
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五輪に「見てくれる人に感動を」は無くていい 聖人化するアスリート、過度に清く正しくが求められる理由――陸上・為末大
2024.08.11スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。