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なぜ日本のエース・八村塁は封じられたのか 渡邉拓馬「試合の入りに経験の差あった」

次戦チェコ戦へ鍵に挙げた2選手は? 「相手も八村選手だけ守れなくなる」

 トルコにとっては八村選手を乗せれば、30点くらい取ると理解している。渡邊選手とファジーカス選手も合わせた「BIG3」を乗せたら面倒になるとわかってしました。その起点となるのが、八村選手。それだけ認められているということでしょう。

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 八村選手だけでなく、親善試合で好調だった渡邊選手、馬場選手もマークされていました。課題として浮き彫りになったのは、オープンで打った3ポイントの確率(40.9%)を1試合を通し、波をなくすこと。特に、日本ならノーマークは50%以上決めないと、なかなか点差が縮まらない。今日も20点も差はつけられていない。精度一つで10点差以内の接戦に持ち込めていたはずです。

 3日のチェコ戦に向け、重要となるのは「BIG3」以外の働きです。特に、比江島選手の良さがまだまだ出ておらず、安藤周選手の3ポイントも3本とも外れました。ベンチから出てきた選手がこういう場面で活躍すると、一気にチームとしても楽になり、勝機が見えてきます。

 八村選手の能力なら間違いなくアジャストしてくると思います。そういう中でこの2人がチームの苦しむような場面でオープンからシュートを決めていけば、相手も八村選手だけ守っていられなくなり、「BIG3」も本領発揮しやすくなるはずです。

 1次リーグもまだ戦いは続きます。手応えを感じたところと修正しなければいけないところは選手たちも理解しているので、4連敗から8連勝したW杯予選の勢いを思い出して、見ている人が震えるような試合を演じてほしいと思います。

(THE ANSWER編集部)

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