「一言では表せない」 合格率3%…女子ゴルフ最終プロテスト、残酷さ知る吉田鈴が受験者に“本音エール”
2026年度日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストが、明日3日に茨城・静ヒルズCC(6462ヤード、パー72)で始まる。受験者総数762人の中から、1、2次予選を勝ち抜いた選手や免除資格を持つ計102人が出場。4日間72ホールでのサバイバルを終え、上位20位タイまでに入った選手だけが、プロとしてツアー出場などが可能なJLPGA会員資格を得られる。合格率は3%前後。2年前、4度目の挑戦でこの難関を突破した吉田鈴(大東建託)が1日、受験者への思いを語った。

受験者総数762人、最終に102人出場
2026年度日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストが、明日3日に茨城・静ヒルズCC(6462ヤード、パー72)で始まる。受験者総数762人の中から、1、2次予選を勝ち抜いた選手や免除資格を持つ計102人が出場。4日間72ホールでのサバイバルを終え、上位20位タイまでに入った選手だけが、プロとしてツアー出場などが可能なJLPGA会員資格を得られる。合格率は3%前後。2年前、4度目の挑戦でこの難関を突破した吉田鈴(大東建託)が1日、受験者への思いを語った。
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樋口久子 三菱電機レディス最終日を5位で終えた吉田が、記者から「プロテスト受験者にメッセージを」と求められてこう返した。
「一言では表せないですけど、練習した分しか力は出ないと思います。プレッシャーがあると思うし、活躍して注目されるほどそれが重くなってきます。両親やコーチから言われたいろんなことも思い出すかもしれませんが、コース内に入ったら、自分の好きなように好きな攻め方でプレーしてほしいです」
プロテストの残酷さを知る吉田ならではの言葉だった。2022年のオーガスタナショナル女子アマで日本人唯一の予選通過を果たし、国内ツアーでもベストアマを獲得したが、プロテストにはことごとく跳ね返された。22年は最終で2打届かず、23年は2次予選で不通過となった。
2年前、茨城・大洗GCで開催された最終プロテスト。4度目受験の吉田は初日90位と出遅れ、第3日を終えても50位だった。それでも「諦めたら終わり」と己を鼓舞し、最終日に驚異の巻き返しを見せた。スコアを2つ伸ばし、リーダーボードを確認しながら最終9番を迎えた。そして、約5メートル、2カップ左に切れる下りのバーディーパットを沈め、ボーダーライン上の19位タイで合格した。囲み取材では「もう、プロテストを受けなくて済むんだという解放感があります。本当に苦しかったです」と実感を込めた。
この時点で国内ツアー3勝の姉・優利にも「通ったよ」と報告した。
今年もかつての吉田のようなトップアマが、会場に顔をそろえる。全米女子アマチュア選手権2位の岩永杏奈(大阪桐蔭高3年)、日本ジュニア選手権を制した後藤あい(兵庫・松蔭高3年)、日本女子アマチュア選手権を制した長澤愛羅(日本ウェルネススポーツ大1年)は、昨年に続く2度目の挑戦になる。今春に宮崎・日章学園高を卒業した荒木七海(Sky)も再受験。ツアー1勝の姉・優奈と同じ舞台に立つべく、闘志を燃やしている。だが、プロテストは一発勝負。どんなエリートでも合格の保証はない。
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