亀田興毅氏は「本物」を提供できるか ファンは見ている、かつての「反省」を生かす姿
近年のボクシング興行は「本物」だから人の心を動かした
スポンサー営業、ファイトマネーの交渉、広報活動などにも携わった。スポンサー収入を原資とし、従来の相場から2倍の金額を現金で支払う「ファイトマネー倍増計画」も実現させようとしている。今回はABEMAでボクシング専門チャンネルが新設され、全試合を無料生配信した。
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今の時代、ファンの目は肥えている。見せかけだけの争いなら見抜かれるし、通用しない。近年、ビッグマッチの連続で活況を見せているボクシング興行は、「本物」だから多くの人の心を動かした。
亀田氏は「本物」をプロモートできるのか。初興行から1年。大阪から東京に進出する今年は、4月16日に代々木第二体育館で第5弾を予定している。「よちよち歩きから、つかまり立ちしたくらい」と、今は先行投資期間。批判や課題を受け入れている。
「試合は試合で本物の試合を。ボクシングは格闘技である前にスポーツ。ボクシングファンが喜べる試合をこれからもつくっていきたい。ボクシングファンが望む試合。力石選手と木村選手のような緊張感のある試合を組んでいきたい」
現役時代に3兄弟で一世風靡し、日本中の注目を浴びた一方、多くのバッシングも受けた。批判や揚げ足取りは続くかもしれない。「亀田興毅、人生を懸けた大勝負しますよ」と語っていた言葉の真価とは。ファンは見ている。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)
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