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「日本という国は私に良くしてくれる」 イタリアの懐かしピアザ監督が日本人に深い感謝

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンは16日、東京ドームで行われた準々決勝・イタリア戦に9-3で勝利。5大会連続の4強進出を決めた。一方で敗れたイタリア代表のマイク・ピアザ監督は会見で試合を振り返った。

日本戦後の会見に出席したイタリア代表のマイク・ピアザ監督【写真:荒川祐史】
日本戦後の会見に出席したイタリア代表のマイク・ピアザ監督【写真:荒川祐史】

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 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンは16日、東京ドームで行われた準々決勝・イタリア戦に9-3で勝利。5大会連続の4強進出を決めた。一方で敗れたイタリア代表のマイク・ピアザ監督は会見で試合を振り返った。

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 イタリアは4点を追う5回に大谷翔平投手を攻め、2点を返したものの、以降は地力で上回る日本に突き放されて完敗。米国行きの夢は断たれてしまった。現役時代、ドジャースで活躍した野茂英雄の相棒として知られたピアザ監督は「日本が素晴らしいチームであることはわかっていた。彼らの投手陣がタフだった。我々は8四球を与えた。日本のような強豪に8四球も与えたら勝てない」と今大会屈指の投手力に脱帽した。

「私たちを下した日本の準決勝進出を祝福したい。そして彼らは、私の現在のホームタウンのマイアミに進むわけだ」と日本を称えた指揮官。90年代後半には日本の重機メーカー「コマツ」のCMに出演したこともある。あれから30年以上経っているが、ピアザ監督は「実は街を歩いていても、気付いてもらえたこともあった。まだ日本人に覚えてもらえているのかと、うれしかった。感謝しかない」と日本人への想いを述べた。

 台湾で行われた1次ラウンドではオランダ、キューバという強豪を破って組2位で8強進出。日本にやってきた。ピアザ監督は「日本という国は私にいつでも良くしてくれる。次は観光客として、気楽な気持ちで、すぐに日本に戻って来たい」とも語った。

(THE ANSWER編集部)




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