阪神戦で衝撃の2本塁打

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表は6日、京セラドームで阪神との強化試合に臨み、8-1で勝利した。エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・DH」で先発し、2打席連続3ランを放つ大活躍を見せた。圧巻の打撃の衝撃は海を越え、元エンゼルス投手で名物解説者のマーク・グビザ氏も「このユニコーンはマジで信じられないよ！」と大興奮している。

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　メジャーでMVPに輝いたスーパースターの1974日ぶりの国内試合は、まさに“大谷劇場”と化した。3回2死一、二塁の第2打席。阪神先発・才木の投じたフォークに反応。体勢は崩れたが、片膝もつきながら右手一本で拾った。高々と舞い上がった打球はスタンド大歓声の中、圧巻の3ランに。侍ジャパンベンチも信じられない様子だった。

　大観衆の興奮冷めやらぬ5回の第3打席では左腕・富田からまたも中越えに3ラン。衝撃の2打席連発となった。動画で2本塁打の映像を公開したのはMLB公式ツイッター。「ショーはすでに幕を開けている」と開幕前の躍動を紹介すると、ロサンゼルス地元放送局「バリースポーツ・ウェスト」でエンゼルス戦解説を務めるグビザ氏も反応した。

　エンゼルスOBでメジャー通算132勝を誇るグビザ氏は「このユニコーンはマジで信じられないよ！　オオタニサン」と絵文字付きで大興奮。解説中に日本語で絶叫することでも知られるグビザ氏は「SUGOI（凄い）」のハッシュタグを添えて、スーパースターの躍動に感銘を受けている様子だった。