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“筋肥大の呪い”にかかってませんか 「週3で鍛える」の義務感に駆られ、陥る不安

「THE ANSWER」の連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』」。現役ボディビルダーであり、「バズーカ岡田」の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏(日体大准教授)が日本の男女の“ボディメイクの悩み”に熱くお応えする。25限目のお題は「筋トレに感じてしまう義務感」について。

筋トレに義務感を持たず、長期間無理なく続けるのが大事だ
筋トレに義務感を持たず、長期間無理なく続けるのが大事だ

連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』25限目」

「THE ANSWER」の連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』」。現役ボディビルダーであり、「バズーカ岡田」の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏(日体大准教授)が日本の男女の“ボディメイクの悩み”に熱くお応えする。25限目のお題は「筋トレに感じてしまう義務感」について。

 ◇ ◇ ◇

 Q.3か月以上、週3でジムトレーニングを継続していましたが、最近は仕事が超忙しく、思うように行けません。せっかく作った体が元に戻ってしまうのではないか、と不安で仕方ありません。正直、残業や彼女とデートする時間があったらジムに行きたいぐらいです……。

 わかります。筋トレのボリュームを減らす、タンパク質の量を減らす。うまくいっている習慣を崩すことは怖いですよね。

 私も、ボディビルの全国大会に照準を合わせた年、「結果を出すには何がなんでもジムに行かなければダメだ」という考えに縛られていました。「今日はこのパーツのトレーニングをしなければならない」から逆算し、何時にジムに行かないといけない、そのためには何時には仕事を終わらなくてはいけない、何時に何を食べなければいけないなど、生活すべてをジムでのトレーニングを軸にコントロールしていたので、かなり窮屈な思いをしていましたね。

 海外出張が入ると、それこそ大変です。トレーニングで全身を追い込んでそのまま搭乗し、出国のフライトでリカバリー。帰国後は飛行機を降りたその足で、空港からジムに直行するなどもしていましたね。さらに、現地に利用しやすいジムがないかもしれないという不安。あったとしても器具があまりないかもしれないという不安。いつも摂っているサプリメントを日にち分、用意して日本からわざわざ持っていかないといけないわずらわしさ。その精神的ストレスや負担は非常に大きかったです。

 今思うと、完全に筋トレに生活の主導権を握られ、自分の生活なのに自分でコントロールできなくなっていました。まさしく、筋トレの呪縛。筋肥大の呪いです。

 しかし、いつまでも自分の肉体改造のみに強くとらわれてしまうと、生活が狭小化します。友達や仕事仲間との飲み会は全部断るようになるし、彼女や家族との約束も二の次になるからです。また、仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼします。

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岡田 隆

1980年、愛知県生まれ。日体大准教授、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、理学療法士。16年リオデジャネイロ五輪では、柔道7階級のメダル制覇に貢献。大学で教鞭を執りつつ、骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌などメディアでも活躍。トレーニング科学からボディメーク、健康、ダイエットなど幅広いテーマで情報を発信する。また、現役ボディビルダーでもあり、2016年に日本社会人ボディビル選手権大会で優勝。「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」「HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」(ともにサンマーク出版)他、著書多数。バズーカ岡田公式サイトhttps://bazooka-okada.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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