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W杯で「恥」の危機から一転…1次リーグ最終戦“3分の激動”にドイツ紙感銘「狂乱が生まれた」

サッカー北中米ワールドカップ(W杯)は27日(日本時間28日)、1次リーグ全日程が終了し、決勝トーナメント(T)に進出する32チームが出揃った。J組のオーストリアはアルジェリアと対戦。後半アディショナルタイム(AT)に勝ち越されるも、その3分後に同点に追いつき、1次リーグ敗退危機から逆転で2位突破を決めた。目まぐるしい展開にドイツ紙も衝撃を受けている。

2位突破を決めたオーストリア【写真:ロイター】
2位突破を決めたオーストリア【写真:ロイター】

北中米ワールドカップ

 サッカー北中米ワールドカップ(W杯)は27日(日本時間28日)、1次リーグ全日程が終了し、決勝トーナメント(T)に進出する32チームが出揃った。J組のオーストリアはアルジェリアと対戦。後半アディショナルタイム(AT)に勝ち越されるも、その3分後に同点に追いつき、1次リーグ敗退危機から逆転で2位突破を決めた。目まぐるしい展開にドイツ紙も衝撃を受けている。

 48か国参加の今大会は全12組の各組2位以内に加え、各組3位の成績上位8か国も決勝Tに進める。両国とも引き分けで進出が決まるため、海外メディアの間で“談合試合”になるとの指摘の声があったが、想像を超える大激戦となった。

 点の取り合いとなり2-2で後半ATに突入した。3分にアルジェリアのマフレズが勝ち越しゴール。この瞬間、アルジェリアはJ組2位に浮上し、オーストリアが3位グループ9位に転落した。

 しかし、失点のわずか3分後。オーストリアのカライジッチが混戦からゴールに押し込み同点に。イレブンは歓喜の渦となった。試合はそのまま3-3のドローで終了した。最後の1点で敗退圏内だったオーストリアがJ組2位に浮上。アルジェリアが3位グループ6位で両国とも決勝T進出を決めた。

 劇的な展開にドイツ大衆紙「ビルト」は「敗退待ったなしから ラングニック、滑り込みで生き残る!」と記して記事を公開。「なんというクレイジーな試合!」と、驚きを記した。

 同紙は1982年大会のオーストリア対西ドイツ戦を回顧。西ドイツが先制すると、そのままの点差で終わると両国とも1次リーグを突破するため、一切攻め合うことなく自陣でボールを回すだけで終了。「ヒホンの恥」と呼ばれる“談合試合”があった。

 今回も懸念されたが心配無用な展開に。「この一戦は不可侵条約とは真逆の戦いだった。両チームともひたすら勝利を目指して攻めた。2-2になってからは慎重な展開になったものの、最後の最後で2ゴールが飛び出し、クレイジーな展開に。こうして、『カンザスシティの恥』ではなく『カンザスシティの狂乱』が生まれた」と伝えた。

 決勝Tに進出したオーストリアはスペイン、アルジェリアはスイスと対戦する。

(THE ANSWER編集部)



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