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大谷翔平へ“故意死球”騒動 出場停止の敵将が不満「我々は3人当てられ、1人は頭」

米大リーグ機構は18日(日本時間19日)、ホワイトソックスのマイク・ライトJr.投手に3試合出場停止と罰金処分、トニー・ラルーサ監督にこの日の敵地レンジャーズ戦の出場停止処分と罰金処分を科した。16日(同17日)のエンゼルス戦でライトJr.が投げた大谷翔平投手への1球が“故意死球”とみなされたことに対する処分。同監督は「不公平さに私は腹が立つ」と18日のコメントを米メディアは伝えている。

エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

ホワイトソックス指揮官が主張

 米大リーグ機構は18日(日本時間19日)、ホワイトソックスのマイク・ライトJr.投手に3試合出場停止と罰金処分、トニー・ラルーサ監督にこの日の敵地レンジャーズ戦の出場停止処分と罰金処分を科した。16日(同17日)のエンゼルス戦でライトJr.が投げた大谷翔平投手への1球が“故意死球”とみなされたことに対する処分。同監督は「不公平さに私は腹が立つ」と18日のコメントを米メディアは伝えている。

 16日の試合の9回2死、大谷の右ふくらはぎ付近に死球。“故意死球”とみなされ、激しく抗議したラルーサ監督は退場処分を受けていた。故意ではないことを主張していたが、米放送局「NBCシカゴ」は「ショウヘイ・オオタニにぶつけたホワイトソックスのマイク・ライトが出場停止に」の見出しで記事を掲載している。

 記事では「『審判の決定にはがっかりした』とラルーサ監督は土曜、敵地アーリントンで語った」と指揮官のコメントを紹介。こう不満を漏らしているという。

「判定が公平だったとは思えない」「だってあの1球だけだったからだ。それまでにたくさん危ない球があった。我々は3人が当てられ、1人は頭だ。それにアブレイユは19回目の死球。誰もそこに注意を払っていない。その不公平さに私は腹が立つ」

 記事では、ホワイトソックス投手陣が3連戦で「オオタニを13打数2安打7奪三振と抑え込んでいた」と説明。その上で歴代5位となる通算91度目の退場処分を受けていたラルーサ監督は「3日間のオオタニへの投球を見れば分かると思うが、最も重要なのは内角外角、高め低めと、真ん中付近に球を投げないことだった」としている。ライトJr.は異議を申し立てている。

(THE ANSWER編集部)

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