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かっこいいぜ、八重樫東…懸命に悔いなく、命を燃やした激闘王「練習は死ぬまでやる」

「常にギリギリの人間」と危機感、井上尚弥も体調管理参考に「八重樫さんはマニア」

 同世代のボクサーは次々とグラブを置いていった。気付けば周りは若手ばかり。「やっていかないと時代に置いて行かれる。危機感はいつもありますよ。常にギリギリの人間なので、いつまでもやれるわけではない。体はいつまでもできない」。危機感に押された体は、若手の何倍もよく動いた。

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 努力は裏切らないとは言わないが「量に恩恵は何かしらある」と信じて汗を流した。技術練習に充てたジムワークの量は若い頃と変わらないが、それ以外の肉体トレーニングは追い込み続けた。再起のモチベーションの一つは、スーパーフライ級で4階級制覇。「世界戦にこぎつけるかわからないけど、目の前に通じる道があるのなら、自分の課題を埋める。残りわずかなボクシング人生。一発、一発、命を懸けて戦う」と世界王座返り咲きのチャンスを信じた。

 しかし、昨年秋からWBC世界スーパーフライ級王者シーサケット(タイ)との対戦が、契約寸前で2度破談。今年4月はノンタイトル戦を消化するだけになったが、気持ちを切らすことはない。「できることを最大限に。こういう試合だから手を抜いたり、まあいっかというのはないように。どういうタイミングでチャンスが来るかわからない。会長が勝負をかけてくれる。それを信じてやるのみ」

 合言葉は「懸命に悔いなく」。トランクスやガウンにも刺繍で入れた。計量後はタイマーで計りながら、分刻みで水分摂取。細かくケースに小分けしたサプリメントを飲み込んで常に最高の状態を作り上げた。

 激闘王の汗は、モンスターの心も揺さぶった。同じ大橋ジムには、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥がいる。最強をほしいままにする26歳の若きスター。ともに研鑽に励む先輩について「30歳を超えた八重樫さんはそうとう気をつけている。(存在は)助かりますね。八重樫さんはマニアなので」と刺激。どのサプリメントをいつ摂取するか。寝起き、寝る前、食事前後。吸収率のいい摂取の仕方を参考にした。

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