渋野日向子、野望は「10年で海外メジャー全獲り」 青木コーチが証言した21歳の成長
海外メジャー全制覇へ、青木コーチ「前人未踏のものならチームで上を見てやれる」
渋野はこの日の会見で感謝したい人を問われ、いつもの笑顔を浮かべながらこう答えた。
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「多すぎる(笑)。私は『チームしぶこ』と呼んでいるんですけど、家族とか、応援団、コーチ、マネージャーさん、1年間担いでくれたキャディーさん、スポンサーさんもそう。地元の応援してくれる人たちもそう。そういう人たちがいなかったら全英以降やって来られなかった。感謝の気持ちでいっぱいです。
ここまでの私になれたのは青木さんに出会ったから。たくさんのことを教えてもらったので、青木さんがいてくれたから今の自分がいる。ありがとうございます」
チームしぶこの次なる目標は東京五輪。しかし、その先には壮大な“野望”があった。青木コーチは宣言する。
「次は五輪。もちろん、それは金メダルを目指す。獲ることをチームの目標に掲げた。まずは出場権を獲ること。あとは(海外の)“メジャー全獲り”。それは今後10年ですね。近い目標にして燃え尽きてもしょうがないですし、前人未踏のものの方がチームとして上を見てやれる。そのために小さな目標を少しずつクリアしていきます」
来年はメジャーを中心に海外ツアーにもスポット参戦する。海の向こうでも、再び輝きを放つのか。シンデレラストーリーは、長く続きそうだ。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)