トゥクタミシェワ、4Tに続き4Lzも習得へ ミーシン氏太鼓判「年齢は邪魔しない」
フィギュアスケートの2014年のグランプリ(GP)ファイナル&15年の世界選手権覇者、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)。今季はGPシリーズのスケートアメリカ、中国杯でともに3位に入ったが、GPファイナルの出場は逃した。3回転アクセルを武器とするリーザ(トゥクタミシェワの愛称)だが、新たに4回転トウループに挑み、見事に決める動画をスケーターのプロモーターを務めるアリ・ザカリアン氏が公開。反響を呼んでいたが、コーチを務めるアレクセイ・ミーシン氏はさらに4回転ルッツにも挑戦する意向を示している。現地メディアが伝えている。
10代半ばの選手が目立つフィギュア界で22歳の元女王が新たな武器習得へ
フィギュアスケートの2014年のグランプリ(GP)ファイナル&15年の世界選手権覇者、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)。今季はGPシリーズのスケートアメリカ、中国杯でともに3位に入ったが、GPファイナルの出場は逃した。3回転アクセルを武器とするリーザ(トゥクタミシェワの愛称)だが、新たに4回転トウループに挑み、見事に決める動画をスケーターのプロモーターを務めるアリ・ザカリアン氏が公開。反響を呼んでいたが、コーチを務めるアレクセイ・ミーシン氏はさらに4回転ルッツにも挑戦する意向を示している。現地メディアが伝えている。
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リンクに現れた元女王は高く舞い上がり、鋭く回転して降りた。見事な4回転トウループを成功させてみせた。4回転を立て続けに跳ぶアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)ら、10代半ばの選手が猛威を振るうフィギュア界にあって、22歳はベテランとも言える年齢。だが新たなウルトラCジャンプをものにしようとしているトゥクタミシェワの姿は称賛を浴びていた。
ロシアメディア「sportsdaily.ru」によると、ミーシンコーチは4回転ジャンプなしには、現在のフィギュア界では表彰台に立てないと話しているといい、さらにこうコメントしている。
「これは前途有望な試みです。私たちはこれを練習しています。今、さらに4回転ルッツも練習しています。これ(4回転トウループ)はリーザの中間的な達成です。このジャンプを今シーズン中に跳ぶかどうかは言いません。
分かりますか、すべてが可能なのです。これは年齢が何かを達成するのを邪魔しないという命題の確実で具体的な例です。私はコーチとしてかなり年配ですが、リーザもスケーターとして同じです。私たちは偉業を達成するのに遅いということはないという見本です」