孫楊問題 表彰台拒否の豪選手、中国から実家に嫌がらせか 豪紙「標的にされている」
問題は裁定中、孫楊が“無実”なら「ホートンはまた標的になるだろう」
孫楊は昨年9月に行われたドーピング検査で血液サンプルを破壊した疑いが世界水泳前に浮上。だが、FINA(国際水連)は検査員の過失を認めて不問とし、大会への出場が認められていた。しかし、孫楊が2種目で優勝すると、他のメダリストが表彰台登壇、写真撮影を拒否するなど抗議行動が相次ぎ、スポーツ界で大きな波紋を呼んでいた。
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今回のドーピング検査妨害疑惑について、世界反ドーピング機関(WADA)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。公開聴聞会が今月15日にスイスのモントルーで行われ、孫楊は改めて潔白を訴えていた。WADAが求める最大8年間の出場停止処分となれば、27歳の孫楊の東京五輪への道は閉ざされる。
同紙は「もし、スポーツ仲裁裁判所によってその決定が確認されたら、ホートンはまた標的になるだろう」とつづった。孫楊が“無実”となれば、再びホートンが火の粉を被ってしまうことを懸念している。
(THE ANSWER編集部)