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31人中11人がトップリーグ経験者 南ア選手が熟知する日本の特長

神戸製鋼でのコーチ経験回想「日本の選手は細部まで理解することが早い」

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 神戸製鋼でのコーチ経験について「非常にいい学びの時間になった」と話す同コーチは、わずか1シーズンではあったが、日本でプレーする選手の気質に驚かされたという。

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「技術的なこと以上に、日本の気質を知れたのが大きかった。非常に興味深かったのは、日本の選手は細部まで理解することが早く、プランであったり技術であったり体得するのが上手い」

 日本に対する称賛の言葉を並べるが、もちろん負ける気はしない。今大会、日本のFWは評価を高めているが、南アフリカのFWは世界No.1の呼び声も高い。そのFWを取りまとめるコーチだが、準々決勝への準備は着々。6週間前の対戦で「日本にプレッシャーをかける意味では、上手くいった部分がある」と手応えを感じ、また第2の母国・スコットランドの対日本戦からも「スコットランドは彼らのスタイルを貫きながら、後半にプレッシャーを与えていた。自分たちのやってきたことを続けることが大事」とヒントを得ている。

 史上初のベスト8入りを果たしたこともあり、日本ではにわかにラグビーブームが沸き起こっている。20日の日本戦は、南アフリカにとって“完全アウェー”の雰囲気となる可能性も高い。それのプレッシャーについて問われたプラウドフット・コーチは「鳥肌が立つような試合をしたい」とニッコリ笑顔を浮かべた。ノーサイドのホイッスルが鳴った瞬間、勝利の女神はどちらに微笑むか分からないが、名勝負が生まれることは、ほぼ確実と言えそうだ。

(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)


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