[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

引退覚悟の野口啓代は涙「夢みたい」 東京五輪へ「金メダル目指せるように」

東京五輪新種目のスポーツクライミング世界選手権(東京・エスフォルタアリーナ八王子)は20日、スピード、ボルダリング、リードの3種目を合わせた複合の女子決勝が行われ、野口啓代(あきよ・TEAM au)が日本人最上位の2位に入り、東京五輪代表に内定した。競技後には涙も浮かべた第一人者。東京五輪では金メダル獲得を誓った。優勝はヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)、3位にはショウナ・コクシー(英国)が入った。

五輪切符を手にした野口啓代【写真:荒川祐史】
五輪切符を手にした野口啓代【写真:荒川祐史】

30歳の第一人者、出遅れから巻き返し五輪内定「まだ信じられない」

 東京五輪新種目のスポーツクライミング世界選手権(東京・エスフォルタアリーナ八王子)は20日、スピード、ボルダリング、リードの3種目を合わせた複合の女子決勝が行われ、野口啓代(あきよ・TEAM au)が日本人最上位の2位に入り、東京五輪代表に内定した。競技後には涙も浮かべた第一人者。東京五輪では金メダル獲得を誓った。優勝はヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)、3位にはショウナ・コクシー(英国)が入った。

【注目】「大人の私も受けたい」とネット話題 誰でも観られる「オンラインエール授業」はこちらから(過去のアーカイブ動画も視聴可能)

 思わず感極まった。五輪に内定し、野口が目を赤くした。「夢みたいで、まだ信じられないです。まさか自分が(代表に)なると思ってなかったので、びっくりしてます。今日はボルダリングでも、リードでもいい登りができたので、うれしいです」と声を上ずらせた。

 五輪種目採用前から国内外で結果を残してきた女子の第一人者・野口は、まさかの出遅れから意地の逆転劇で五輪切符をつかみ取った。ノックアウト方式のスピードでは、1本目に実力者・野中生萌(みほう・XFLAG)と対戦。終盤で足を踏み外し、10秒696で敗れて頭を抱えた。スピードは7位と出遅れ。だが、気持ちを切り替えた。

 2種目めのボルダリングでは、1トライ目で完登する「一撃」を第1課題で決めて余裕のクリア。第2課題は1トライ目で落下したものの、2トライ目に完登して場内を沸かせた。最後のホールド(突起物)をバンバンと叩いて喜びを表現。3課題中2つを完登し、堂々の1位で終えた。

「スピードは気にしてなくてボルダリングで1回も1位をとれてなかったので、その気持ちだけでした。今日は結構来てるな、と思いました」

 この時点で日本人トップの総合2位。そして運命のリードでも死力を出し切り、栄冠を掴み取った。

「最後は登るほどの余力は残っていなくて、あそこまでいけたのが奇跡。銀メダル? びっくりです。オリンピックが決まらなかったら、引退しようと思っていた。後1年できるのは、嬉しいです」

 16歳で初めて出場した世界の舞台。30歳で東京五輪の切符を掴み取った。クライミングの第一人者は、嬉しそうに来年を見据えた。「ボルダリングも2位で年間ランキングも2位で今日も2位。あと1年かけて金メダル目指せるようにトレーニング励みたい」と誓った。

(THE ANSWER編集部)

「DAZN」はプロ野球ライブ中継&見逃し配信

インハイTV
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
「DAZN」はプロ野球ライブ中継&見逃し配信
NIPPONを走ろう。
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集