バレー男子日本はなぜ粘り強い? 5連続フルセット勝利…主将・石川祐希が明かす“負けない”秘訣
「誰一人諦めず戦い続けた」のが出来た理由は…
コートに立っていない選手も、それぞれの表現方法で仲間を鼓舞する。「今のチームはどちらかというと『自分が流れを変える』とか『自分がやってやる』という気持ちを持っている選手のほうが多い」。プレーはもちろん、どんな形でも貢献しようと全力を尽くす。大塚もコートインタビューで「ベンチにいるメンバー含めて、選手、スタッフ全員が誰一人諦めず戦い続けたからこその結果」と力を込めた。
「諦めない」と口で言うほど簡単なことじゃない。それをチーム全体で徹底できるのはなぜか。今大会フルセット6戦6勝という結果も、自信に繋がっていると主将の石川は認める。
「間違いなく今フルセットで負けていないことは今日の勝利にも、その前の勝利にも繋がっているところはあります。逆にカナダはフルセット全部負けている(7戦7敗)ので」。3セット目も終盤までは相手にリードされる苦しい展開が続いたが、「1個のきっかけで流れが変わる。バレーボールは本当に流れが重要なスポーツ。最後2点差をつけるまで終わらないので」。逆転できると信じて動じなかった。
一方で、「強い相手だけに5セットやっているわけではない。5セットやっているということは、自分たちの良くないところが試合に出ているので、そこは反省、修正しなければいけないところがある」と気を引き締める。「それぞれが役割を果たして、流れがこっちにない時でも入ったメンバーが流れをしっかり持ってきてくれているところが勝因かな」。チームの底力を示した10連勝だった。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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