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大谷の“特別扱い”に不満「理解できない」 米識者や敵将から上がった批判が物議「何が問題なのか」【前半戦の二刀流】

米大リーグは前半戦を終え、14日(日本時間15日)にフィラデルフィアでオールスターゲームが行われる。レギュラーシーズンは一時休止。ここではドジャースの大谷翔平投手を巡って、今季序盤に繰り広げられたいわゆる「大谷ルール」についての議論を振り返る。大リーグは投手のベンチ入りが13人に制限されている中、大谷が「二刀流選手」として登録されているドジャースだけが14人の投手を起用できるのは不公平ではないかという内容だった。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

二刀流のロースター特例を巡り米球界で賛否

 米大リーグは前半戦を終え、14日(日本時間15日)にフィラデルフィアでオールスターゲームが行われる。レギュラーシーズンは一時休止。ここではドジャースの大谷翔平投手を巡って、今季序盤に繰り広げられたいわゆる「大谷ルール」についての議論を振り返る。大リーグは投手のベンチ入りが13人に制限されている中、大谷が「二刀流選手」として登録されているドジャースだけが14人の投手を起用できるのは不公平ではないかという内容だった。

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 発端は4月19日(日本時間20日)、レッズなどでGMを務めた経歴を持ち、米メディア「ジ・アスレチック」のアナリストを務めるジム・ボウデン氏が自身のXに「MLBはそろそろオオタニ・ルールを見直し、ドジャースが投手を1人多く登録できるという特例を撤廃すべきだと思う」と投稿したことだった。大谷を14人目の投手として起用できるのは公平でないとする内容だった。

 続く20日(同21日)の試合前には、カブスのクレイグ・カウンセル監督も不満を露わにした。「ジ・アスレチック」の報道によると、現行制度を「奇妙」と批判し「私には理解できない……」と本音を吐露。「特別な配慮を受けているチームが1つある。おそらく最も奇妙なルールだろう。たった1つのチームのために存在しているようなものなのだから」と、ドジャースへの“特別扱い”に疑問を呈した。

 この批判に対し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は同日のロッキーズ戦後に反発した。地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」が公開した試合後の取材映像で「確かに、我々にそのような選手がいることで大きなメリットがある。だが、それはオオタニがいればどのチームにとっても言えることだ」とし、「他球団も二刀流ができる選手を発掘することに大歓迎だ。彼は例外的な選手だからこそ例外的な存在なんだ。それが現実さ」と一蹴した。

 21日(同22日)には、同メディアのドジャース担当ケイティ・ウー記者が米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。カウンセル監督らの批判に対し、「今になってこのような意見が出てくることに驚いています。すでに数シーズン前から導入されていますから」と前置きし、「野球界で他に誰もできないことを成し遂げている選手が1人いるわけです。そのためのルールを作ることの何が問題なのか分かりません」と一刀両断した。ドジャースだけに利益があるという見方も「間違った言い方だ」と一刀両断している。

 大谷は前半戦で、投手として14試合に登板し8勝2敗、防御率1.79。打者としては92試合で打率.293、22本塁打、58打点。2023年以来となる、開幕から二刀流としてのフル稼働を実現させたものの疲労も大きく、登板時に打席に立たない日や、休養日を設けたこともあった。さらに左ひざの炎症で球宴出場を辞退。後半戦はどのような活躍を見せてくれるか。

(THE ANSWER編集部)



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