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井上―中谷戦の予想回避「批判されるだけだから」 カルデナス、尚弥の脅威は「一撃じゃなく…」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と、元世界3階級制覇王者の中谷潤人が、5月2日に東京ドームで決戦を迎える。日本ボクシング史に残るビッグマッチを前に、ラモン・カルデナス(米国)が米国の権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」のインタビューで展望を語った。

30日の会見に出席し、コメントする井上尚弥【写真:山口比佐夫】
30日の会見に出席し、コメントする井上尚弥【写真:山口比佐夫】

リング誌インタビューに登場

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と、元世界3階級制覇王者の中谷潤人が、5月2日に東京ドームで決戦を迎える。日本ボクシング史に残るビッグマッチを前に、ラモン・カルデナス(米国)が米国の権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」のインタビューで展望を語った。

 カルデナスは昨年5月、米ネバダ州ラスベガスで井上と激突。2回にダウンを奪うなど健闘を見せたが8回45秒TKO負けを喫した。また同年12月には、スーパーバンタム級転向初戦前だった中谷のスパーリングパートナーを務めた。

 リング誌は「イノウエをダウンさせ、ナカタニとスパーリングしたカルデナスが対決を評価」との見出しで、記事を掲載。2階級4団体統一の実績と経験の差から下馬評では井上が圧倒的に優位と見られている中で、自らの対戦経験から“モンスター”の凄みを指摘している。

「イノウエはペースと距離をコントロールする方法が分かっていて、細かいところまで丁寧にこなす。ギアを上げ下げするタイミングが抜群だ。イノウエと対戦するうえで問題になるのは、一撃のパンチ力ではない。積み重なるパンチの蓄積だ」

 対する中谷の武器はサウスポーからの精度の高いパンチと強打。カルデナスは「ジュントにとって、俺やルイス・ネリと同じように左オーバーハンドでダウンを奪うのは難しいだろう。彼は100%予測しているからね」「イノウエは俺と戦って以降、左パンチを無力化する練習を積んできたことが分かる。右手を顎に近づけて左パンチを通さない練習を絶えずしているに違いない」と、厳しい目を向けている。

 現地観戦のチケットは完売。日本ボクシング界の巨頭2人が激突するビッグマッチの行方について「最初に大きなミスを犯した方が代償を払うことになる。この試合はKOになるのかわからない。両者とも状況に応じて対応できるからね」と予想。勝敗については「どちらが優れたボクサーか、どちらが勝つかを明言することは避けたい。何を言っても批判されるだけだからね。どちらが勝つと思うかは秘密にしておくよ」とはぐらかした。

(THE ANSWER編集部)



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