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U-17日本代表、3発&初勝利の裏で残った課題「W杯本番ではチャンスは何回もない」

快勝だったが、課題は残った。「第23回国際ユースサッカーin新潟」の第2日が14日に行われ、U-17日本代表は3-0でU-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表を破って大会初勝利を飾り、通算成績を1勝1敗とした。

先制点を決めて喜ぶ唐山(中央)【写真:平野貴也】
先制点を決めて喜ぶ唐山(中央)【写真:平野貴也】

森山監督「ネットを揺らせるところで揺らすという点ではまったく満足できない」

 快勝だったが、課題は残った。「第23回国際ユースサッカーin新潟」の第2日が14日に行われ、U-17日本代表は3-0でU-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表を破って大会初勝利を飾り、通算成績を1勝1敗とした。


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 前日の第1戦は、U-17メキシコ代表に1-2で逆転負け。チャンスを決め切れず、終盤の少ないピンチで失点を喫しており、森山佳郎監督は「今日は、2点があまりに早く入って、すごく停滞した。前半の終わり頃から攻撃の良い形が増えて面白くなったけど、後半はゴールネットを揺らせなかった。ワールドカップ本番では、チャンスは何回もない。ネットを揺らせる(得点できる)ところで揺らすという点では、まったく満足できない」と試合中の改善点は評価しながらも、本番を見据えた課題克服については、合格点を与えなかった。

 試合は、立ち上がりに勝敗が決した。日本は、開始4分にFW唐山翔自(G大阪ユース)のヘディングシュートで先制。さらに8分、MF山内翔(神戸U-18)が中盤左サイドから相手をかわしてラストパスを送り、FW武内翆寿(名古屋U-18)がワンタッチシュートで合わせて追加点を獲得した。その後は、攻めあぐねたが、前半の終わり頃から敵陣内での機動力を高めて、攻撃を活性化。後半にMF三戸舜介(JFAアカデミー福島U-18)が投入されると、緩急をつけたポジショニングでパスを引き出して、引いて守る相手を攻略した。

 右コーナーキックのこぼれ球をDF村上陽介(大宮U18)が決めてダメ押しの3点目をマーク。その後も攻め続けたが、決定機を決められないまま試合は終了した。長短のパスで展開力を示した山内は「前半はパスに対して3人目、4人目と絡んで行く動きが少なかった。前半の終わり頃から、少し自分が前に出て、FWのサポートに入ったりしてボールを何度も触って攻撃のリズムを作れたと思う。もうちょっと点を取れれば完ぺきだったので、そこは課題だけど、昨日よりは良い試合ができたと思う」と手ごたえを語った。

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