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井上尚弥、リング誌編集長が「モンスター」の異名を愛するワケ「118ポンドなのに…」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝進出を決めたIBF&WBA王者・井上尚弥(大橋)。「ボクシングの聖書」と呼ばれる米専門誌「リング」のダグ・フィッシャー編集長は討論番組「ザ・リング・レポート」でパウンド・フォー・パウンド(PFP)No.1候補に挙がる男のニックネームにも注目。「モンスターの異名は完璧だ」と絶賛している。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

権威ある米リング誌の表紙に抜擢した編集長「118ポンドで戦っているのに」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝進出を決めたIBF&WBA王者・井上尚弥(大橋)。「ボクシングの聖書」と呼ばれる米専門誌「リング」のダグ・フィッシャー編集長は討論番組「ザ・リング・レポート」でパウンド・フォー・パウンド(PFP)No.1候補に挙がる男のニックネームにも注目。「モンスターの異名は完璧だ」と絶賛している。


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 リング誌がスタートさせた「ザ・リング・レポート」最新版では、フィッシャー編集長、ボクシングの実況を務める司会者のベト・デュラン氏、格闘専門メディア「ファイトハブTV」の創始者マルコ・ビレガス氏という、ボクシング界の識者が熱いトークを展開。モンスター最強説とともに、大橋秀行会長が命名した「モンスター」というニックネームにも注目が集まった。

 司会のデュラン氏が「彼(井上)は笑ったりするのですか?」と質問すると、フィッシャー編集長は「そんなに頻繁には笑わないね」と語った。練習からストイックに自らを追い込む井上の性格について語ると、デュラン氏は「なんて素晴らしいニックネームだろう」と切り出した。

 フィッシャー編集長も「完璧(な異名)なんだ」と同調。「もし、このような異名を授かったら、その名に恥じない行動を取った方がいいですよね」とデュラン氏が続けると、フィッシャー編集長も「118ポンドで戦っているにもかかわらず、モンスターと呼ばれていることが好きなんだ。リング誌の表紙にもなっていますよ」と軽量級らしくない異名に心奪われる理由があるようだ。

 昨年5月のバンタム級転向後、世界王者経験者3人を合計441秒で倒しているモンスター。名前負けしないニックネームとともに、井上の知名度は高まりを見せている。

(THE ANSWER編集部)




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