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女子ゴルフ劇的展開はPO決着 35歳木戸愛、18番衝撃バーディーも13年ぶりVならず 永峰咲希が5年ぶり3勝目

国内女子ゴルフツアーの資生堂・JALレディース最終日が6日、神奈川・戸塚CC 西C(6766ヤード、パー72)で開催された。首位から出た35歳の木戸愛(日本ケアサプライ)が土壇場18番で10メートル超のバーディーパットをねじ込み、永峰咲希(ニトリ)とのプレーオフへ。3ホール目で永峰が制し、5年ぶりのツアー通算3勝目をマークした。木戸は12年349日ぶりの2勝目とはならなかったが、最後まで大会を盛り上げた。

資生堂・JAL レディス最終日でプレーする木戸愛【写真:Getty Images】
資生堂・JAL レディス最終日でプレーする木戸愛【写真:Getty Images】

資生堂・JALレディスオープン最終日

 国内女子ゴルフツアーの資生堂・JALレディース最終日が6日、神奈川・戸塚CC 西C(6766ヤード、パー72)で開催された。首位から出た35歳の木戸愛(日本ケアサプライ)が土壇場18番で10メートル超のバーディーパットをねじ込み、永峰咲希(ニトリ)とのプレーオフへ。3ホール目で永峰が制し、5年ぶりのツアー通算3勝目をマークした。木戸は12年349日ぶりの2勝目とはならなかったが、最後まで大会を盛り上げた。

 木戸は2016年7月のセンチュリー21レディス以来、9年ぶりに首位で最終日を迎えた。前半は2バーディー、3ボギーと1つ落とし、後退した。それでも10番パー4でバーディーを奪取。14番パー3でも1打伸ばし、この時点で金澤志奈、永峰に並び再び首位に立った。永峰が16番パー5でバーディーを奪い、一歩前に。木戸は17番パー4でバーディーチャンスを逃し、1打差を追って最終ホールに入った。

 18番パー4の第2打はピンまで10メートル超の位置に。第3打、入れるしかない状況の超ロングパットは、スライスを読み切ったジャストタッチで見事にカップイン。会心のバーディーで追いついた木戸は膝をついてガッツポーズした。

 勝負はプレーオフに突入。3ホール目で木戸がボギーとなり、永峰がパーセーブで決着。ギャラリーは両者に大きな拍手を送った。

 木戸は2012年7月のサマンサタバサレディースでツアー初優勝。今回優勝していれば、ツアー施行後の1988年以降では最長ブランク優勝記録となる12年349日ぶりの2勝目だった。2023年12月11日には、心の支えになっていた元プロレスラーの父・木戸修さんが73歳で死去。「一生懸命、前向きに頑張っていたらいい日が来る」という父の言葉を胸に戦っていた。

(THE ANSWER編集部)



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