イースタン・リーグ・西武―日本ハム戦

　4日に行われたプロ野球2軍、イースタン・リーグの西武―日本ハム戦（CAR3219フィールド）で飛び出した満塁アーチに衝撃が広がっている。西武のプロ2年目・村田怜音内野手が放ったパワフルな逆方向弾。ネット上の野球ファンからは「何でこれが入るん？」と、困惑気味の反応が漏れた。

　規格外の一撃だった。5回に代走で途中出場した村田は6回、2死満塁の場面で日本ハム3番手・根本の速球を捉えると、打球は高々と逆方向へ舞い上がり、右中間最深部へ。豪快な今季3号満塁アーチから生還後、チームメートから祝福を受けた村田はベンチ前で思わず左手を挙げてガッツポーズを見せた。

　スポーツチャンネル「DAZN」の野球専門Xは「まさに規格外 村田怜音 逆方向に満塁ホームラン　フルカウントから右中間最深部へ放り込む」と文面につづって、映像を公開。衝撃アーチに熱視線が注がれ、X上では「何でこれが入るん？」「獅子の満塁男を継承して欲しい」「1軍で見たいなぁ」「パワー凄い」などと、驚きの声が続々と寄せられた。

　西武の8-1勝利に貢献した23歳の村田は、皇学館大から2023年のドラフト6位で入団。今季2軍戦では65試合に出場し、67安打、打率.273、3本塁打を記録している。