打率.165→直近6戦3発と覚醒のワケ 年俸24億円のド軍32歳がロッカーで明かした「一番大きかった」調整
米大リーグ・ドジャースは3日(日本時間4日)、本拠地ホワイトソックス戦で6-2と勝利し、4連勝を飾った。今季大不振にあえいだマイケル・コンフォート外野手は、3回に7号2ランを放ち、これで直近6試合で3本塁打、8打点。32歳は試合後、復調気配を漂わせるその理由を自身の言葉で明かした。

本拠地ホワイトソックス戦
米大リーグ・ドジャースは3日(日本時間4日)、本拠地ホワイトソックス戦で6-2と勝利し、4連勝を飾った。今季大不振にあえいだマイケル・コンフォート外野手は、3回に7号2ランを放ち、これで直近6試合で3本塁打、8打点。32歳は試合後、復調気配を漂わせるその理由を自身の言葉で明かした。
弾丸ライナーを突き刺した。3回2死三塁の場面、相手の先発シバーレが投じた高めの速球を強振すると、打球は右翼席へ一直線。得点圏に走者を置く好機できっちり結果を残し、ドジャースに追加点をもたらした。
コンフォートはこれで直近6試合で3本塁打、8打点。今オフに1年1700万ドル(約24億6800万円)の契約で加入した32歳は、期待に反して極度の打撃不振に陥り、6月22日(同23日)の試合を終えた時点で打率は.165。しかし、その後出場した6試合では好調な打撃が光る。その姿にロバーツ監督も熱い視線を送っている。
米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組で放送された会見で、「ストレートを捉えられている。いいスイングができている。それだけだと思う。シーズン前半ではストレートが打てていなかった。でも今はストレートをしっかり打てている」と要因をズバリ指摘。直近のプレーぶりを喜んだ。
コンフォート自身もこれに同調。同局が中継したロッカールームでの囲み取材で、復調を問われると「いい兆候だよね。速球を打てている。得点圏で打つことは取り組んでいること。正しい方向に進めていると思う」と自信たっぷりに言い、充実感を漂わせた。
上り調子になった背景については「振り遅れていたから、そこの調整が一番大きかったかな」と言及。「少しだけスタンスを広くとって早めに動けるようにしたんだ。それが功を奏している。まだ改善点はたくさんあるけど、間違いなく上手くいっているね」と、実を結びつつある現状を明かしていた。
(THE ANSWER編集部)