メジャー屈指の剛腕なのに…スタッフと一緒にグラウンド整備したワケ 「応援したくなっちゃうな」米好感
米大リーグで、リーグを代表する剛腕が登板前に見せた意外な姿が話題を呼んでいる。昨年のリーグ新人王に輝いたパイレーツのポール・スキーンズ投手は1日(日本時間2日)の本拠地カージナルス戦に先発した。試合前にはグラウンド整備に参加する姿を米記者が目撃。衝撃の理由に、ファンからの反応が相次いでいる。

昨季ナ・リーグ新人王スキーンズ
米大リーグで、リーグを代表する剛腕が登板前に見せた意外な姿が話題を呼んでいる。昨年のリーグ新人王に輝いたパイレーツのポール・スキーンズ投手は1日(日本時間2日)の本拠地カージナルス戦に先発した。試合前にはグラウンド整備に参加する姿を米記者が目撃。衝撃の理由に、ファンからの反応が相次いでいる。
今季18試合目の先発マウンドを前に、スキーンズは一塁付近でグラウンド整備を行うスタッフに混じって、土をならしていた。米ペンシルベニア州地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット」のパイレーツ番ノア・ハイルズ記者は自身のXで写真を投稿。「ポール・スキーンズがグラウンド整備に参加。すでに15~20分程やっている」と伝えている。
同記者は、試合後のスキーンズにインタビューした上で「追記。ポールはこの時に退屈していたから整備に参加したのだと明かした」とその理由を公開。続けて「さらに引退後はプロ整備士として芝刈りしたいとも語った」と、付け加えている。
これには現地のファンも騒然。コメント欄には、「俺みたいなやつだな」「ガーデニングは癒されるからね」「我々の仲間だ」「応援したくなっちゃうな」「いつでも家に来て芝刈ってくれていいよ」など好感の声が集まっていた。
昨季11勝(3敗)をあげナ・リーグ新人王に輝いたスキーンズは、この日5回を投げて5安打無失点も勝ち負けつかず。ここまで4勝(7敗)ながら防御率2.03をマークし、中地区最下位に低迷するチームの中で、気を吐いている。
(THE ANSWER編集部)