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“リハビリ登板”の大谷に抑えられ… 敵将が明かした本音「彼が野球にとってどんな存在か…」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6月28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦で「1番・投手兼DH」として先発出場。メジャーキャリアで最速となる101.7マイル(約163.6キロ)を計測する一球を投じるなど、大きな話題となった。ロイヤルズのマット・クアトラーロ監督は米ラジオ局に対し「球速表示を見なかった」と当時の心境を明かしている。

ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

米ラジオ局に登場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6月28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦で「1番・投手兼DH」として先発出場。メジャーキャリアで最速となる101.7マイル(約163.6キロ)を計測する一球を投じるなど、大きな話題となった。ロイヤルズのマット・クアトラーロ監督は米ラジオ局に対し「球速表示を見なかった」と当時の心境を明かしている。

 中5日のマウンドに上がった大谷。初回は1死後、安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負った。ここで大谷はギアを上げる。続く打者に99.2マイル(約159.6キロ)、100.2マイル(約161.2キロ)の直球で追い込むと、3球目は内角への101.7マイルで詰まらせ併殺打に。この回を無失点とした。2回は3人で抑え、2回1安打1四球、1奪三振で無失点。チームは5-9で敗れたが、好投を披露した。

 対戦したロイヤルズのクアトラーロ監督は、米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」公式Xに登場。大谷の101.7マイルを計測した投球については「球速表示を見なかったよ。彼が速い球を投げることは分かっている。正確な数字を見る必要はない」と持論を展開した。

 ア・リーグに所属するロイヤルズ。ナ・リーグに所属するドジャースとのレギュラーシーズンでの対戦は今季この一度きりだ。「レギュラーシーズンで一度しか対戦しないことが嬉しいよ」とクアトラーロ監督は本音を吐露。「彼は大柄で身体能力も極めて高い。皆が普段見ているようにね」と称賛の言葉を並べた。

 また、大谷がリハビリ登板として大リーグのマウンドに立っていることにも言及。「ユニークだよ。彼が野球にとってどんな存在かを考えれば、グラウンド内でやっていることはクールだ」と感銘を受けていた。

(THE ANSWER編集部)



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