ドジャース解雇の35歳、決まった新天地にファン複雑「嬉しいけど嫌」「ちょっと心が痛んだ」
米大リーグ・ドジャースを5月に解雇されたオースティン・バーンズ捕手の新天地が決まった。6月27日(日本時間28日)付でジャイアンツとマイナー契約を結んだとMLB公式サイトが発表。同地区の最大のライバルへの移籍に、米ファンからは「嬉しいけど嫌」といった複雑な声が上がっている。

5月にドジャースから解雇されたオースティン・バーンズ捕手
米大リーグ・ドジャースを5月に解雇されたオースティン・バーンズ捕手の新天地が決まった。6月27日(日本時間28日)付でジャイアンツとマイナー契約を結んだとMLB公式サイトが発表。同地区の最大のライバルへの移籍に、米ファンからは「嬉しいけど嫌」といった複雑な声が上がっている。
35歳のバーンズは2015年にドジャースでメジャーデビュー。主に2番手捕手として、11年で612試合に出場。3度のサイ・ヤング賞左腕クレイトン・カーショー投手の専属捕手としても知られた。ワールドシリーズ制覇も2度経験。長年チームを支えた功労者だが、5月14日(同15日)にメジャー出場前提となる40人枠から外すDFA措置を受け、20日(同21日)には解雇されていた。
MLB公式サイトによると、バーンズはその後、6月27日付でジャイアンツとマイナー契約。29日(同30日)から傘下ルーキーレベルのアリゾナリーグ・ジャイアンツに配属されている。長年ライバル関係にある宿敵への移籍を米専門メディア「ドジャース・ネーション」も報道。公式Xのコメント欄には米ファンから複雑な意見が寄せられた。
「彼のことを考えると嬉しいけど嫌でもある」
「ちょっと心が痛んだ」
「彼の幸運を願っているし、引退後にコーチとして戻ってきてくれることを願っている」
「私にとっては彼はずっとドジャースの一員」
「ワオ、信じられない」
「彼がオレンジと黒のユニホームを着ている姿を見るのは奇妙なものになるだろう」
「行き先が見つかって嬉しい。それがヤツらなのは嬉しくない」
バーンズは今季ドジャースで13試合に出場。打率.214、2打点、OPS.519に終わっていた。
(THE ANSWER編集部)