陸上男子100mで衝撃「9秒75」キター! 世界歴代6位、ジャマイカ銀メダリストにSNS仰天「えぐい」
陸上のジャマイカ選手権第2日が27日(日本時間28日)に行われた。大注目の男子100メートルは昨年のパリ五輪銀メダルのキシェーン・トンプソンが9秒75(追い風0.8メートル)で優勝。今季世界1位&世界歴代6位の好記録に、日本の陸上ファンからも「えぐい」などの声が上がっている。

トンプソンが自己ベストを0秒02更新
陸上のジャマイカ選手権第2日が27日(日本時間28日)に行われた。大注目の男子100メートルは昨年のパリ五輪銀メダルのキシェーン・トンプソンが9秒75(追い風0.8メートル)で優勝。今季世界1位&世界歴代6位の好記録に、日本の陸上ファンからも「えぐい」などの声が上がっている。
スタートはライバルとほぼ互角だったが、中盤手前から力強いフォームで抜け出した。自己ベストを0秒02更新。ジャマイカのスポーツ・チャンネル「スポーツマックス.TV」の公式サイトは、トンプソンについて「自己ベストを更新するだけでなく、競技場の記録に並び、歴史に名を刻むものとなった」と、数々の名スプリンターが駆けたジャマイカナショナルスタジアムのレコードに並んだことも伝えた。
今年9月には東京・国立競技場で世界選手権が行われる。世界選手権代表選考会を兼ねているジャマイカ選手権を制したトンプソンは、代表入りは確実だ。昨年のパリ五輪は金メダルを獲得したノア・ライルズ(米国)と同タイム9秒79ながら、わずか0秒005及ばずに銀メダル。届かなかった世界一を見据えている。
日本勢の高い壁になりそうな23歳のスプリンターには、日本の陸上ファンからSNS上で「トンプソン半端ねぇ」「トンプソンえぐい」「トンプソン東京で大暴れしてくれ」などの声が上がっていた。
男子100メートルの世界記録はウサイン・ボルト(ジャマイカ)が09年8月にマークした9秒58。今後、トンプソンは偉大な記録にどこまで迫れるか。
(THE ANSWER編集部)