大谷の“異常ハイペース”で88年ぶり快記録 米専門家が比較した歴史上の名前「1937年以来初めて」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地カンザスシティで行われたロイヤルズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回の打席で29号ソロを放った。直近5試合で実に4本塁打の大当たり。さらに今季は得点も異常なハイペースで積み上げているため、実に88年ぶりという記録を樹立したと米国のデータ分析会社が指摘している。

80試合で80得点、25発、5三塁打を残すのは88年ぶり
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地カンザスシティで行われたロイヤルズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回の打席で29号ソロを放った。直近5試合で実に4本塁打の大当たり。さらに今季は得点も異常なハイペースで積み上げているため、実に88年ぶりという記録を樹立したと米国のデータ分析会社が指摘している。
米国でスポーツデータを扱う企業「オプタスタッツ」のデータ専門家グレッグ・ハービー氏は、この試合前に自身のXで「ショウヘイ・オオタニは、1937年のジョー・ディマジオ以来、80試合で少なくとも80得点、25本塁打、5三塁打を記録した初めてのMLB選手だ」と伝えた。
ディマジオは1936年からヤンキース一筋に13年間プレーし、第二次世界大戦への従軍でキャリアに3年の穴がありながらも通算2214安打、361本塁打を残した名選手。首位打者、本塁打王、打点王をそれぞれ2度獲得し、ア・リーグMVPには3度輝いている。1941年には今も大リーグ記録として残る56試合連続安打を記録した。
大谷は28日(日本時間29日)の試合を終えて81試合に出場しており、29本塁打がナ・リーグトップ。82得点は大リーグ全体でトップ。三塁打7本もナ・リーグ2位だ。長打力に走力を兼ね備えたスタイルは、次々に歴史上の選手の名前を掘り起こしていく。
(THE ANSWER編集部)