驚異のKO勝率98%、ヘビー級で相手が吹っ飛ぶ豪快ダウン奪取 40歳間近の元世界王者が7回TKO勝ち
元王者が豪快なパンチとともにリングに帰ってきた。元WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)が27日(日本時間28日)、米カンザス州でのヘビー級10回戦でティレル・ハーンドン(米国)と対戦。約1年ぶりの復帰戦で7回TKO勝ちを収めた。

10月に40歳になるワイルダー
元王者が豪快なパンチとともにリングに帰ってきた。元WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)が27日(日本時間28日)、米カンザス州でのヘビー級10回戦でティレル・ハーンドン(米国)と対戦。約1年ぶりの復帰戦で7回TKO勝ちを収めた。
24年6月に張志磊に5回KOで敗れて以来、約1年ぶりに復帰。衝撃シーンが訪れたのは2回だ。残り約30秒、ワイルダーとハーンドンがほぼ同時に左フックを繰り出した。ワイルダーも被弾したものの、ハーンドンを吹っ飛ばしてダウンを奪い、ライバルを見下ろした。
「UFCファイトパス」で実況を務めるベン・デイビス氏が自身のXでこのダウンシーンの動画をポスト。海外ファンからは「彼は世代を代表するKOアーティストだ」という声や「彼が戦っているなんて知らなかったよ!」との投稿もあった。
その後、ハーンドンは立ち上がるも、試合は終始ワイルダーのペース。7回に強烈な右ストレートでハーンドンがフラつくと、レフェリーが試合を止めた。
10月22日で40歳になるワイルダーは、44勝(43KO)4敗1分け。KO勝率は驚異の97.7%となっている。
(THE ANSWER編集部)