今永昇太に翻弄された162発男、185cm109kgが思わずくるり…「哲学者」「幸せになった」と米絶賛
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は26日(日本時間27日)、敵地カージナルス戦で先発。負傷者リスト(IL)入りを経て53日ぶりの登板で、5回無失点の好投を見せ、4勝目を挙げた。今永のキレのある速球に、相手4番打者が思わず1回転してしまう場面も。米ファンからは「ピッチングの哲学者」などと反響が集まっている。

敵地カージナルス戦で復帰登板
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は26日(日本時間27日)、敵地カージナルス戦で先発。負傷者リスト(IL)入りを経て53日ぶりの登板で、5回無失点の好投を見せ、4勝目を挙げた。今永のキレのある速球に、相手4番打者が思わず1回転してしまう場面も。米ファンからは「ピッチングの哲学者」などと反響が集まっている。
身長185センチ、体重109キロを誇る4番打者も翻弄された。0-0の初回2死一塁。今永はカウント3-2から4番のウィルソン・コントレラスに高めのツーシームを投げ込んだ。強振したコントレラスは、まさかのくるりと1回転。三振を喫した米通算162発のスラッガーは、ベンチに戻る際にはバットを振り下ろして悔しさを露わにした。
カブスの地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」公式Xは「ショウタ・イマナガが、ウィルソン・コントレラスを三振に打ち取った」と記して動画を公開。米ファンからは今永の投球を称賛する声が上がっている。
「彼がバカのようにしてまっている」
「ウィリーが、ピッチングの哲学者に対面した」
「ショウ、君のことが本当に恋しかった!」
「私の冷たくて死んだ心の中で、これを見てすごく幸せになった。ショウタ、おかえり!」
今永は5月4日(同5日)のブルワーズ戦で一塁ベースカバーに入った際に左太ももを痛め、翌日にIL入り。53日ぶりの復帰登板となったこの日は、5回77球を投げて3奪三振、1安打1死球で無失点と好投し、復活を印象付けた。
(THE ANSWER編集部)