本拠地ナショナルズ戦で投打二刀流出場

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、本拠地ナショナルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては初回18球を投げて無安打無失点2奪三振と力投。打者としてはリーグトップとなる今季26号2ランを放つなど躍動。球団も「ショウヘイだけだ」と称賛している。

　中5日で先発のマウンドに上がった大谷は先頭のエイブラムスを初球で一ゴロに仕留めて1アウト。2番ウッドが打ち上げたフライを遊撃手のベッツが落球し、出塁を許したが、2者連続奪三振で初回を投げ切った。

　打者としては7回無死満塁で迎えた第4打席、右翼線を破る走者一掃の3点三塁打を放つと、8回1死一塁の第5打席、右腕ラトレッジの速球を強振。左中間への大飛球はフェンスに当たって跳ね返るようにグラウンドに落下するも、リプレー検証の結果、ファンのグラブに当たっており、判定が覆って本塁打となった。

　球団公式Xは26号の映像とともに、文面に「投手として先発し、本塁打で締めくくる。唯一ショウヘイだけだ」と記して投稿。投打二刀流で本領を発揮した大谷に賛辞を贈っていた。