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大谷翔平の行動に…韓国でも広がる絶賛「聖人君子級の人間性」 161km直撃でもブレない「品格」

米大リーグのドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地でパドレスと対戦した。大谷翔平投手は9回、時速100マイル(約161キロ)の豪速球を右肩の下に受けた。グラウンドが騒然とする中で見せた行動には、韓国メディアもビックリ。「聖人君子級の人間性」「最高の野球選手だと証明」と、絶賛の嵐だ。

死球を受けたドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
死球を受けたドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

161キロの豪速球が直撃…殺伐場内での行動に韓国注目

 米大リーグのドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地でパドレスと対戦した。大谷翔平投手は9回、時速100マイル(約161キロ)の豪速球を右肩の下に受けた。グラウンドが騒然とする中で見せた行動には、韓国メディアもビックリ。「聖人君子級の人間性」「最高の野球選手だと証明」と、絶賛の嵐だ。

 このカードでは17日(同18日)の試合でも大谷が死球を受けるなど、不穏な空気のまま迎えた4連戦の最終日だった。9回にパドレスのタティスJr.が死球を受け、両軍の監督が退場。さらにその裏には大谷がスアレスの時速100マイル(約161キロ)の剛速球を右肩の下に受けた。

 ここで大谷は、驚くべき行動に出る。報復とみられても仕方がない場面。一触即発の状況だったが自軍ベンチをなだめるようにして一塁へ歩いた。さらに試合が中断している間、一塁側のパドレスベンチに歩み寄り、笑顔で選手と言葉を交わしてさえいる。

 韓国メディア「SPOTV NEWS」は「報復球が当たっても『大丈夫』大谷の聖人君子級の人間性……2度目のベンチクリアリングを阻止」という見出しで、この場面を伝えている。「ドジャースとパドレスの4連戦、最後の試合で大谷翔平が見せた品格が話題だ」として死球に至る流れを紹介。「明らかに報復球を疑う場面だが、大谷は一塁へ歩きながら、ドジャースベンチに向かって左腕を上げた。“大丈夫”というゼスチャーで、激高したベンチの雰囲気を沈めた」と絶賛している。

 また「スポーツトゥデイ」も「大谷は人間性まで完璧だった……ドジャース対パドレスでベンチクリアリングを阻止」という記事を掲載。「ボールが当たった大谷は苦痛を訴え、ドジャースの選手たちは憤慨した。ベテランのカーショーまでグラウンドに出ていく勢いだった」と死球直後の雰囲気を紹介。「しかし、大谷がベンチに向かって出てはいけないとゼスチャーを送り、仲間たちは怒りを鎮めた」と続けた。

 さらに、その後パドレスの選手たちと談笑まで交わしたことを紹介し「大谷はチームメートだけでなく、相手チームの選手にまでいい影響を及ぼし、最高の野球選手であると今一度証明した」と賛辞を並べている。

(THE ANSWER編集部)



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