パドレス監督「これは言わせてもらう」 大谷も巻き込まれたド軍との死球合戦に言及「彼らは攻撃的に…」
米大リーグ・ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地でパドレスと対戦。9回のパドレスの攻撃中に死球をきっかけに乱闘騒ぎが起こった。両軍監督が退場処分となり、警告試合が発せられた大荒れの展開。最後はまたも大谷翔平投手まで死球禍に巻き込まれた試合で、パドレスのマイク・シルト監督は「これは言わせてもらう」としたうえで「彼らは攻撃的に投げてきたように見えた」と厳しい目を向けた。

ドジャースとの4連戦は大荒れ
米大リーグ・ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地でパドレスと対戦。9回のパドレスの攻撃中に死球をきっかけに乱闘騒ぎが起こった。両軍監督が退場処分となり、警告試合が発せられた大荒れの展開。最後はまたも大谷翔平投手まで死球禍に巻き込まれた試合で、パドレスのマイク・シルト監督は「これは言わせてもらう」としたうえで「彼らは攻撃的に投げてきたように見えた」と厳しい目を向けた。
9回表、パドレスの攻撃でタティスJr.の死球を発端に両軍がエキサイト。ドジャースのロバーツ監督、パドレスのシルト監督がベンチを飛び出し、選手もこれに続いて一触即発の事態となった。両監督が退場。警告試合が発せられた。
その裏、今度は大谷の右わき腹付近にスアレスが投じた100マイルが当たった。スアレスは退場処分。大谷は自軍ベンチをなだめるような仕草を見せながら一塁へ歩いた。殺伐とした空気の中、緊急登板となった松井裕樹が後続を抑え、試合はパドレスが5-3で逃げ切った。
試合後、米サンディエゴ放送局「パドレス.TV」はシルト監督の会見の様子を放映。「これは言わせてもらう。お互いにそうであるかどうかは別として、あのチームには敬意を示している。事実として、良いライバル関係だと信じたい。激しい戦いが繰り広げられる、野球のライバル関係だ。今夜のような状況にまで発展してほしくはない」と泥沼化を望まない考えを示した。
今回の4連戦では両軍の主力に死球が相次ぎ、大谷もすでに1つ死球を受けていた。殺伐とした雰囲気も漂う中、シルト監督は「彼らは攻撃的に投げてきたように見えた。それはいいんだ」とドジャースの姿勢については問題にしていない一方で「みんなタティスには内側に投げてくる。直近7試合では3度当てられた。彼のキャリアで(ドジャース以外の)他のチームには4度以上当てられたことはない」とタティスJr.に集中した死球について言及していた。
(THE ANSWER編集部)