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ド軍キム・ヘソンが新人王候補に浮上 フル出場12試合でも推される理由「ユニークな起用法が…」MLB公式紹介

米大リーグ・ドジャースのキム・ヘソン内野手が今季の新人王候補に浮上している。MLB公式はシーズン中盤に差し掛かり、両リーグの有力選手を紹介。「ユニークな起用法が功を奏している」としたうえで、受賞にふさわしい数字をマークしていることを理由に挙げている。

ドジャースのキム・ヘソン【写真:ロイター】
ドジャースのキム・ヘソン【写真:ロイター】

MLB公式サイトが記事を掲載

 米大リーグ・ドジャースのキム・ヘソン内野手が今季の新人王候補に浮上している。MLB公式はシーズン中盤に差し掛かり、両リーグの有力選手を紹介。「ユニークな起用法が功を奏している」としたうえで、受賞にふさわしい数字をマークしていることを理由に挙げている。

 今回、MLB公式サイトは「2025年新人賞2度目の投票で最近昇格した選手が可能性を秘めていることが判明」との見出しで記事を掲載。ナ・リーグについては1位票を24票集めたブレーブスのドレイク・ボールドウィン捕手を最有力としたうえで、1位票が3票入ったキムを2位とした。

 記事では「5月3日のメジャーデビュー以来、ドジャースは彼を戦略的に起用してきた。26歳の元KBOスター選手は、30試合に出場したが、そのうちフル出場は12試合のみ。主に二塁手と中堅手として起用され、時に遊撃手でもプレーしている」とキムがユーティリティに使われていることに言及。また「ここまでの73打席中4打席以外は右腕が相手。キムのユニークな起用法は功を奏しており、デビュー日以降、最低でも70打席に立った新人の中でキムの打率.382を超えるのは、ジェイコブ・ウィルソン(アスレチックス)の.396のみだ」と、右投手が相手の場合に重点起用されていることを紹介している。

 さらに「走塁でも価値を提供。失敗なしで6盗塁を成功させている」と打撃だけではない働きぶりも強調。キムは18日(日本時間19日)のパドレス戦に「8番・中堅」で先発出場し、2打数1安打で打率も.386に上昇。存在感はリーグ全体の中でも大きくなりつつある。

 なお現在1位のボールドウィンは打率.284、7本塁打、19打点(現地18日現在)で、ブレーブスの捕手として48試合に出場している。

(THE ANSWER編集部)



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