大谷“移籍後初”の行動にロバーツ監督ウキウキ隠せず ベンチ前で見せた姿に興奮「非現実的だ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が移籍後初めて見せた姿に、デーブ・ロバーツ監督もウキウキを隠せなかった。16日(日本時間17日)、本拠地で行われたパドレス戦で663日ぶりに投手復帰。二刀流ならではの行動を目の前で見守った指揮官は「私はイニングの半分くらいはファンボーイみたいだったよ」と振り返っている。

663日ぶりの復帰登板
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が移籍後初めて見せた姿に、デーブ・ロバーツ監督もウキウキを隠せなかった。16日(日本時間17日)、本拠地で行われたパドレス戦で663日ぶりに投手復帰。二刀流ならではの行動を目の前で見守った指揮官は「私はイニングの半分くらいはファンボーイみたいだったよ」と振り返っている。
大谷は初回、1番タティスJr.への初球で157キロをマークして以降、剛速球を連発し、最速161キロをマーク。28球を投げ、2安打1失点で終えた。マウンドを降りた後、今度は打者としての出番。大急ぎで準備をすると、およそ2分17秒後には打席に立っていた。
この珍光景に指揮官も大興奮。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」のXは「デーブ・ロバーツ監督も、昨夜ショウヘイ・オオタニがやったことが、本当に信じられないという一人だった。水なんて必要ないんだ!」と記してロバーツ監督のコメントを紹介している。
「本当に非現実的だった。非現実的という言葉が正しいかは分からないが、マウンドから降りて、ネクストバッターズサークルに直行する姿を見られたのは興味深かった」と回顧。「ヨシ(山本由伸投手)からの水を断って、(フィールド・コーディネーターの)ボブ・ゲレンが額の汗を拭うためにタオルを渡し、打席に立った。そしてブルペンからダグアウトに入ってくる姿も見られた。こういったこと全部を見て、私はイニングの半分くらいはファンボーイみたいだったよ」と自身の心境も伝えた。
大谷は2023年の秋に右ひじの手術を受け、昨季は打者に専念。今季はキャンプからブルペン投球を続け、実戦形式での投球練習を経て、エンゼルス時代の2023年8月23日以来、663日ぶりとなる実戦登板だった。
(THE ANSWER編集部)