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ゴルフ全米OPのロッカー破壊行為が波紋 2010年覇者は“擁護”「他に比べたら…」 過去に蛮行の49歳も

米男子ゴルフのメジャー大会・全米オープンは現地15日、ペンシルベニア州オークモントCC(7372ヤード、パー70)で最終日が行われた。この大会では、予選落ちした2023年覇者がロッカーで問題行動を起こした疑いがあると米メディアが報道。波紋が広がっているが、ゴルファーからは“擁護”する声もあがった。

男子ゴルフのウィンダム・クラーク【写真:Getty Images】
男子ゴルフのウィンダム・クラーク【写真:Getty Images】

メジャー大会・全米オープン

 米男子ゴルフのメジャー大会・全米オープンは現地15日、ペンシルベニア州オークモントCC(7372ヤード、パー70)で最終日が行われた。この大会では、予選落ちした2023年覇者がロッカーで問題行動を起こした疑いがあると米メディアが報道。波紋が広がっているが、ゴルファーからは“擁護”する声もあがった。

 米ゴルフ専門サイト「ゴルフ.com」は「元全米オープン覇者が、歴史あるオークモントのロッカーを破壊した疑い」との見出しで記事を掲載。2023年に全米オープンを制したウィンダム・クラークが、オークモントCCのロッカーを2つ、怒りに任せて壊したと伝えた。第2ラウンドの最終ホールでボギーを叩き、1打差で予選落ち。その後に「激怒」したとされている。

 これについて、2010年全米オープン優勝のグレーム・マクドウェル(英国)は「これは私が見た他の選手がやってきたことと比べたら小さいことだ。誰もが想像しない選手たちがね」とXに投稿。続けて「オークモントではどんな選手でも精神力が試される。私は実際に目撃した。誰だと思う? 2016年だ」と、過去に同様のケースを見たとも主張している。

 マクドウェルの投稿に呼応したのが、49歳のイアン・ポールター(英国)。シネコックヒルズでの開催となった2018年大会では実際のロッカーを破壊していたことが多くのメディアで報じられている。

「私は長年にわたる全米オープンで何度かロッカーをひどく破壊し、罰金を払ったことがある。だいたいは私たちのために作られた仮設のロッカーで、メンバー用のロッカーではなかった。この事は言い訳にはならないけれど……」

 破壊行為については非を認め、後に謝罪しているポールター。ただ、当時の破壊についても「ほとんどの場合、USGA(全米ゴルフ協会)によって限界まで追い詰められていると感じた時だった」と難しいコース設定の中で戦った選手たちの心情も慮っていた。今大会は優勝したJ.J.スパウン(米国)以外アンダーパーがいなかった。

(THE ANSWER編集部)



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