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「なんて良い奴なんだ」米国人から絶賛相次ぐ千賀の発言 責任負う同僚へ「品格ある振る舞いだね」

米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は12日(日本時間13日)、本拠地ナショナルズ戦に先発し、5回2/3を投げて1安打無失点5奪三振の好投。7勝目を挙げたが6回、一塁へのベースカバーに入った際に、右太もも裏を負傷。無念の降板となった。試合後にカルロス・メンドーサ監督が同僚に励ましの言葉を送っていたことを紹介。米ファンからは「なんて良い奴なんだ」など絶賛が相次いでいる。

右太もも裏を負傷して降板したメッツの千賀滉大(中央) 【写真:Getty Images】
右太もも裏を負傷して降板したメッツの千賀滉大(中央) 【写真:Getty Images】

本拠地ナショナルズ戦

 米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は12日(日本時間13日)、本拠地ナショナルズ戦に先発し、5回2/3を投げて1安打無失点5奪三振の好投。7勝目を挙げたが6回、一塁へのベースカバーに入った際に、右太もも裏を負傷。無念の降板となった。試合後にカルロス・メンドーサ監督が同僚に励ましの言葉を送っていたことを紹介。米ファンからは「なんて良い奴なんだ」など絶賛が相次いでいる。

 負傷したのは6回1死無走者の場面。一塁方向へゴロを打たせ、千賀はベースカバーに走った。ピート・アロンソからの送球が高くなりジャンプしながら捕球。アウトとなったが、足を痛めてそのままグラウンドに倒れ込んだ。

 米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」は千賀に送球したアロンソのコメントを掲載。「こういう事態を起こした原因の一部になってしまうのは最悪だ。センガはチーム屈指の投手の一人。グラウンド上では時に、思いもよらぬことが起きるけど、こんな結果になってほしくなかった」と話し、自身のプレーが原因と悔やみ、負い目を感じていた。

 同局公式Xは試合後にカルロス・メンドーサ監督の談話を投稿。「センガは通訳を通じて、ジャンプをする前にすでに(ハムストリングに)痛みを感じたんだって言っていた。ピートに心配するなと言っていたよ」と紹介した。落ち込むアロンソを気遣うような千賀の発言に米ファンも感激。様々なコメントが書き込まれていた。

「センガは史上最高のチームメートだろ」
「この男は真のチームメートだな」
「なんて良い奴なんだ」
「アロンソに心配させないように言ったのかもしれないね」
「センガはいつも同僚をかばうわよね」
「それが本当だとは思わないけど、品格のある振る舞いだよね」

 32歳の千賀は、メジャー3年目の今季ここまで13試合に登板し、チーム最多7勝をマーク。ナ・リーグ1位の防御率1.47と好調だった。現地報道によると、15日間の負傷者リスト(IL)入りとなる。

(THE ANSWER編集部)



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