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イチローが困惑「まぁ、恥ずかしかった」 NPB時代に大苦戦、通算182勝右腕の一球で「唯一、とんでもない…」

米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、プロ野球時代、大苦戦したレジェンド右腕との勝負を回想した。「打ったイメージ、実は全然ない」とし、空振りシーンについては「まぁ、恥ずかしかったね」と過去を語っている。

マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

松井秀喜氏とのトーク実現

 米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、プロ野球時代、大苦戦したレジェンド右腕との勝負を回想した。「打ったイメージ、実は全然ない」とし、空振りシーンについては「まぁ、恥ずかしかったね」と過去を語っている。

 イチロー氏は、コナミデジタルエンタテインメント「プロ野球スピリッツA」の公式YouTubeチャンネル「2025OB松井秀喜セレクション」に登場。巨人、ヤンキースなどで活躍した松井氏が12球団から1人ずつをセレクトする企画内で、西武ライオンズの投手で、現在は監督を務める西口文也氏が誇った伝家の宝刀・スライダーに言及した。

 松井氏は「イチローさんが唯一、とんでもない恥ずかしい空振りをしたっていう西口(文也)さん」と、西武から西口氏を選出。昨年9月、高校野球女子選抜との試合でイチロー氏が空振りで崩れ落ちるシーンがあり、「これは西口さん以来」と紹介した。また、「圧倒的レジェンドかなと思います」とも評した。スライダーの印象はあまりないようで「ほとんど膝元にボールにするだけでチェンジアップが多かった。チェンジアップも良かった」と、振り返っている。

 一方で、イチロー氏は「僕にはあのスライダー。特に追い込んでからはあのスライダー、膝元に」と明かした。「また僕そこ好きなの。ワンバウンドしなければ好きなボール。でもワンバウンドすると空振りするっていう。数センチの違いで結果が大きく変わる。スライダーが得意なピッチャーは僕にはよく来たんだよね」と懐かしんだ。

 ただ、西武一筋で通算182勝を誇る右腕との勝負では「打ったイメージ、実は全然なくて」と大苦戦を告白。松井氏から空振りに仕留められた場面を改めて尋ねられると「まぁ、恥ずかしかったね。ほんとに」と困惑したように苦笑いしていた。

(THE ANSWER編集部)

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