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男子バレー日本が中国に3-0快勝 初陣のティリ監督「ストレスの高い試合でしたが…」 試合前に掛けた言葉は「大学生のような気持ちで」

バレーボール男子のネーションズリーグは11日、中国・西安で予選ラウンド第1週が開幕。日本は地元の中国に3-0(25-23、25-14、25-22)でストレート勝ちの好発進を飾った。初陣を飾ったロラン・ティリ監督は試合後「天皇杯でウイニングチームに挑む大学生のような気持ちで臨んでほしいと言いました」とロッカーでのやり取りと、その意味を明かした。

日本代表のロラン・ティリ監督【写真:イワモトアキト】
日本代表のロラン・ティリ監督【写真:イワモトアキト】

初陣のティリ監督「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝

 バレーボール男子のネーションズリーグは11日、中国・西安で予選ラウンド第1週が開幕。日本は地元の中国に3-0(25-23、25-14、25-22)でストレート勝ちの好発進を飾った。初陣を飾ったロラン・ティリ監督は試合後「天皇杯でウイニングチームに挑む大学生のような気持ちで臨んでほしいと言いました」とロッカーでのやり取りと、その意味を明かした。

 地元の中国相手に、第1セットは25-23と接戦となった。身長2メートルを超える選手が並ぶ中国のパワーに苦戦する場面があったものの、日本は第2セット中盤からリズムをつかみ着々と加点。中国のチャレンジが2度失敗したこともあり突き放し25-14でものにした。第3セットは中盤まで苦しんだものの、最後は25-22と圧倒。パリ五輪組の宮浦健人が13得点、大塚達宣も10得点。さらに各セット終盤に投入した21歳の大学生、甲斐優斗も活躍するなど選手起用が冴えた。

 試合を配信した「U-NEXT」の中継で、試合後インタビューに登場したティリ監督は「アリガトウゴザイマス」と日本語でファンに感謝。試合内容について「とてもストレスの高い試合でしたけど、最初の試合はとても大切。選手たちがいいプレーしてくれたので満足しています。強い中国のチームに3-0で勝てたのは素晴らしいことだと思います」と笑顔を見せた。

 昨年11月に日本代表の監督に就任し、これが初陣となる。重視していたことを問われ「親善試合もなく、準備期間も短かったので、サーブとサイドアウトに力を入れていました。このチームにとってサイドアウトは核になる部分。今日はいいパスが帰ってきてよかった」と満足げに語った。

 さらに明かしたのが、試合前のロッカーでの選手たちとのやり取り。「天皇杯で、ウイニングチームに挑む大学生のような気持ちで臨んでほしいと言いました」という言葉の意図を「どの試合においても挑戦者という気持ちが大切。そうした気持ちをもって挑んでくれた。次の試合でもそういう気持ちで、効率のいい攻撃をしてほしい」と明かし、12日のポーランド戦への期待感を示した。

(THE ANSWER編集部)



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