那須川天心が“全裸計量”で救われた意外な人物「すぐ脱ごうとしたら、すかさず…」「公共の場に晒さずすんだ」
ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)1位・那須川天心は8日、東京・有明コロシアムでWBA同級6位のビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)と同級ノンタイトル10回戦を戦う。7日の前日計量は全裸になってクリアし、苦笑い。その後の取材でこの場面について聞かれると、「守ってくれた」と感謝した人物がいた。

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ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)1位・那須川天心は8日、東京・有明コロシアムでWBA同級6位のビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)と同級ノンタイトル10回戦を戦う。7日の前日計量は全裸になってクリアし、苦笑い。その後の取材でこの場面について聞かれると、「守ってくれた」と感謝した人物がいた。
那須川は53.4キロ、サンティリャンが53.5キロでパス。ただ那須川は、最初に計量台に上がった時には戸惑いの表情を浮かべていた。首にかけたお守りを外すだけでなく、最終的には大きなタオルで隠されながら下着を脱いで全裸となった。
計量後に取材に応じた那須川は「いつもギリギリで乗りたいんですけど、予備計量は200(グラム)アンダー。つけているお守りをとったら大丈夫だと思ったけど、とっても無理だったのでパンツを脱いだ。初めてかもしれないですね」とこの場面を振り返った。
そして感謝した人物がいる。「すぐ脱ごうとしたら、すかさずインスペクターの山本さんが止めに入ってくれた。さすが、慣れているなと。赤い闘魂タオルで守ってくれましたね」。山本さんとは、この会場にいたお笑いトリオ「ロバート」の山本博のこと。プロボクサーのライセンスを取得し、実際にプロのリングにあがった事でも知られる。日本ボクシングコミッションのインスペクター(試合進行係)として、これまでも試合運営に携わっており、井上尚弥戦などでもきっちり仕事を果たしていた。
那須川は「(タオルで隠してもらったので)公共の場に僕のスッポンを晒さずにすんだ」と笑顔。ボクシング転向7戦目。11月頃に見据える世界初挑戦に向けた一戦へ「やるべきことをやってきた。それを出すだけ。統一戦と比べられると思うが最大限を出して、次いけるんじゃないかと思われる試合をしたい」と語った。
(THE ANSWER編集部)