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1.95kg超過の失態、王座剥奪ボクサーが重ねた“第2の愚行”が物議 警察沙汰の場外乱闘を米報道

ボクシングのWBO世界ライト級王者のキーショーン・デービス(米国)が6日(日本時間7日)、翌日に予定されていた初の防衛戦の前日計量で4.3ポンド(約1.95キロ)の体重超過を犯し、戦わずしてタイトルを剥奪された。その後、兄ケルビンに判定勝ちした相手を弟のキーオンとともに襲撃する場外乱闘を引き起こし、物議を醸している。

キーショーン・デービス【写真:Getty Images】
キーショーン・デービス【写真:Getty Images】

キーショーン・デービスが場外乱闘の愚行

 ボクシングのWBO世界ライト級王者のキーショーン・デービス(米国)が6日(日本時間7日)、翌日に予定されていた初の防衛戦の前日計量で4.3ポンド(約1.95キロ)の体重超過を犯し、戦わずしてタイトルを剥奪された。その後、兄ケルビンに判定勝ちした相手を弟のキーオンとともに襲撃する場外乱闘を引き起こし、物議を醸している。

“第2の愚行”を重ねていたようだ。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「キーショーン・デービスは、弟のキーオンとともにロッカールームで他のボクサーに飛びかかったとして、追い出された」との見出しで詳細を報じた。事件が起きたのは、キーショーンの兄ケルビンが、ナヒール・オールブライトに判定負けした直後。キーショーンとキーオンの2人が、オールブライトを控室で襲撃したという。

 この事件でオールブライトは負傷。記事は「試合後、ESPNのインタビューに応じたオールブライトは、右目の上に傷を負っていることを伝え、キーショーンと、同じく土曜日に試合に出場していた23歳の弟、キーオンに舞台裏で襲われたことを明かした」と伝え、現場に駆けつけた地元警察によりキーショーンは追い出されたという。

 キーショーンはオールブライトと2023年に対戦。判定勝ちを収めたがその後、キーショーンの薬物反応(マリファナの陽性反応)が確認されたため、無効試合になった因縁もある。記事では「『DB3』の愛称で知られる兄弟3人組にとって事態はさらに悪化した」と、愚行に問題の目を向けていた。

 2021年東京五輪のライト級銀メダリストであるキーショーン。2025年2月14日(同15日)には米ニューヨークでデニス・ベリンチク(ウクライナ)に4回1分45秒KO勝ちを収め、王座を奪ったところだった。

(THE ANSWER編集部)

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