日本に劣勢89分→まさかの劇的シナリオに豪州歓喜「マジかよ」「非現実的だ」 1-0勝利でW杯へ大前進
サッカー日本代表は5日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアとアウェーで対戦。本大会進出へ負けられない豪州は、ボール支配率で劣勢に。それでも土壇場に決勝点を挙げ、ホームで貴重な勝ち点3を奪取。前半の内容に悲観的な声を上げていた母国ファンも歓喜の声を上げた。

W杯アジア最終予選
サッカー日本代表は5日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアとアウェーで対戦。本大会進出へ負けられない豪州は、ボール支配率で劣勢に。それでも土壇場に決勝点を挙げ、ホームで貴重な勝ち点3を奪取。前半の内容に悲観的な声を上げていた母国ファンも歓喜の声を上げた。
AFC(アジアサッカー連盟)の公式スタッツによると、前半終了時点でのボール支配率は、豪州の29.8%に対して、日本が70.2%と圧倒。両国とも好機が少ない展開だったが、シュート数2対7、枠内シュート数でも0対1と劣勢になった。
前半の日本は久保建英や遠藤航らの主力を温存し、いわば1.5軍の布陣。それでも攻めきれない展開に、豪州ファンはしびれを切らしたかのように、ネット上で「日本はDチームなのにこれは恥ずかしい」「史上最悪の45分」などと嘆きの声を並べていた。
後半も日本がボールをキープ。それでも豪州は後半45分、右サイドからチャンスを作ると、ペナルティーエリア内右からマクグリーがマイナスに折り返し。これをベヒッチが右足で決めて土壇場で先制すると、この1点で勝利を飾った。
劇的勝利に会場内のボルテージはアップ。ネット上の豪州ファンも「マジかよ」「素晴らしいゴールだ」「W杯の出場権を勝ち取るぞ!」「なんてフィニッシュだ」「疑ったことは一度もない」「日本は本当に倒すのが難しいチームだ」「非現実的だ」と、歓喜に沸いていた。
これで豪州は、最終予選グループCで4勝4分1敗(勝ち点16)の2位に。この後にバーレーンとの試合を控える3位サウジアラビア(同10)が引き分け以下に終わると、1試合を残して本大会出場が決まる。
(THE ANSWER編集部)