本拠地メッツ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は4日（同5日）に本拠地で行われたメッツ戦に「1番・DH」で出場。3回の第2打席で、右前に強烈な単打を放った。エンゼルス時代の元同僚でメッツ先発のグリフィン・キャニング投手からのヒット直後に、塁上で見せた大谷の表情に注目が集まっている。

　盟友との邂逅に、思わず笑みがこぼれた。大谷は、3回2死からキャニングの初球の高め直球を引っ張った。時速106.9マイル（約172キロ）という強烈な一撃で、2試合ぶりの安打を記録。チラリとマウンド上のキャニングの方に目をやりながら一塁へと走ると、塁上ではニヤリと笑みを見せていた。

　大谷とキャニングは一昨年まで、エンゼルスで同僚だった気心の知れた間柄。第1打席でも大谷は、笑みを見せていた。5月23日にも対戦しており、対戦はこれで3試合目だった。元同僚との真剣勝負の合間に垣間見せた少年のような表情に、SNS上の日本人ファンも反応した。

「大谷さんキャニングからヒット打ってニヤニヤしてる」
「キャニングの顔を見て舌を出しながら走るクソガキ大谷翔平」
「キャニングに向かってニヤニヤしてるのとキャニングも苦笑で答えてるとことても微笑ましい」
「ヒット打った後、キャニングと何か言葉交わしてニコニコしてた」
「キャニングと仲良かったんやろなー　にやにやが止まらん顔してる」
「大谷さんとキャニングの間だけ友達と野球やってる空気感がエモい」

　キャニングに6回無失点に抑え込まれたドジャースは、1-6で敗戦。大谷は4打数2安打で、4試合ぶりのマルチ安打をマークした。