メジャーで超ガラガラ客席「どうやってビジネス続けてる?」 “最弱球団”の試合に相次ぐ嘆き節
米大リーグで驚きのガラガラの客席が話題を集めている。2日(日本時間3日)に開催されたマーリンズ―ロッキーズ戦で、閑古鳥が鳴くスタンドの風景を米メディアがXにて公開。現地ファンは「どうやってビジネスを続けているのか?」などと嘆いている。

人もまばらな観客席が話題
米大リーグで驚きのガラガラの客席が話題を集めている。2日(日本時間3日)に開催されたマーリンズ―ロッキーズ戦で、閑古鳥が鳴くスタンドの風景を米メディアがXにて公開。現地ファンは「どうやってビジネスを続けているのか?」などと嘆いている。
今季低空飛行を続けるチーム同士の対戦に、観客の姿はまばらだった。大谷翔平投手らが所属するドジャースと同じナ・リーグ西地区で3年連続最下位のロッキーズは、1日(同2日)に今季メジャー30球団で唯一黒星が50の大台に到達。今季もリーグ最下位を“独走”している。一方、ロッキーズを本拠地に迎えたマーリンズも4月後半から6連敗を喫するなど低迷中。ナ・リーグ東地区で最下位となっている。
野球専門ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」の公式Xが「ロッキーズ対マーリンズ戦のこの観客数」として試合開始時のスタンドの写真を公開。公式観客数は5894人だが、それよりも少なく見える。続く3日(同4日)の同カードも7583人。閑古鳥が鳴く状況に現地のファンからは、辛辣な皮肉と嘆き節が相次いだ。
「この2つのフランチャイズはどうやってビジネスを続けているのか?」
「午後5時半のドジャースタジアムの方がもっと観客がいるぞ」
「これは正気の沙汰じゃない」
「実はこういう試合は最高だ。 売店やトイレの長い列はないし、コンコースはいつも空いている」
「悲しい…ただただ悲しい」
「チケットや売店の売り上げよりも電気代のほうが高いだろうね」
メジャー“最弱”のロッキーズだったが、2日の試合では6-4で勝利して連敗を8で止めると、ようやく10勝に到達。翌日も3-2で逃げ切り、今季初の同一カード連勝を果たすなど、敵地に駆け付けた数少ないファンを喜ばせる内容を見せていた。