NYを襲った「史上初」の屈辱 18失点投壊のヤンキースに辛口地元紙は嘆き「WSの再戦は悪夢に」
米大リーグのヤンキースは5月31日(日本時間6月1日)、敵地でドジャースと対戦し、2-18と大敗を喫した。初回から打者一巡の猛攻を浴びる一方的な展開。辛口で知られるニューヨーク紙は「ワールドシリーズの再戦は悪夢に」と惨敗を嘆いた。また、米データ会社は史上初の屈辱的なデータも紹介した。

敵地ドジャース戦
米大リーグのヤンキースは5月31日(日本時間6月1日)、敵地でドジャースと対戦し、2-18と大敗を喫した。初回から打者一巡の猛攻を浴びる一方的な展開。辛口で知られるニューヨーク紙は「ワールドシリーズの再戦は悪夢に」と惨敗を嘆いた。また、米データ会社は史上初の屈辱的なデータも紹介した。
昨季ワールドシリーズのリベンジを願うニューヨーク市民にとって悲劇ともいえる完敗だった。ヤンキース先発のウォーレンが初回から打者一巡の猛攻を受けるなど2回途中7失点。2回終了時点で0-10と大差がついた。ジャッジが2本のソロ本塁打で気を吐いたものの、焼石に水。救援陣も打ち込まれ、8回には野手のレイエスを登板させる屈辱的な大敗となった。
辛口で知られる米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ヤンキースのワールドシリーズ再戦は悪夢に」との見出しで速報。「ヤンキースは序盤から大差をつけられ、ドジャースが2回で10点を挙げた」「先発のウィル・ウォーレンは、わずか1回1/3しか持たずに7失点」「ブレント・ヘッドリックが2番手で登板するも、わずか0回2/3で3失点した」と投手陣が崩壊したことを嘆いた。
この日はNBAのニックスもプレーオフでペイサーズに108-125で敗れ、敗退が決定。米国のデータ提供会社「オプタスタッツ」公式Xによると、同じ大都市圏を本拠地とするMLBとNBAのチームが同日に15点差以上で敗れるのは史上初だという。ニューヨークのスポーツファンにとって失望の一日となったようだ。
(THE ANSWER編集部)