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WS再戦で屈辱18失点大敗 ヤ軍監督も白旗「タフだ、我々相手に2日間良いプレーを…」野手登板前に苦渋の救援起用

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、本拠地ヤンキース戦で2安打2得点、本塁打は生まれなかったものの、18-2と大勝した打線を牽引した。一方、野手を登板させるなど屈辱的な大敗となったヤンキースのアーロン・ブーン監督は脱帽した。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真:荒川祐史】
ヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真:荒川祐史】

敵地ドジャース戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、本拠地ヤンキース戦で2安打2得点、本塁打は生まれなかったものの、18-2と大勝した打線を牽引した。一方、野手を登板させるなど屈辱的な大敗となったヤンキースのアーロン・ブーン監督は脱帽した。

 昨季ワールドシリーズの再戦、第2ラウンドはよもやの結末となった。ヤンキース先発のウォーレンが初回から打者一巡の猛攻を受けるなど2回途中7失点。2回終了時点で0-10と大差がついた。ジャッジが2本のソロ本塁打で気を吐いたものの、焼石に水。救援陣も打ち込まれ、8回には野手のレイエスを登板させた。9回にはドジャースもE.ヘルナンデスをマウンドに上げ、両チーム野手登板という異例の結末となった。

 全米中継された週末の試合で21安打18失点、屈辱の形でカード2連敗を喫したブーン監督は、さすがに疲れた表情。地元放送局「YESネットワーク」公式Xが公開した試合後の取材で、指揮官は先発ウォーレンについて問われ、「制球が少しマズかった。相手の打線は危険。代償を払うことになった。彼の日ではなかったね」と強力ドジャース打線に対して制球がイマイチだったことを指摘した。

「ドジャース打線は投手にとってどれほど難しいか」という問いに「タフだよ。我々相手に、ここ2日間いいプレーをしている」と率直にコメント。大差がついた後のブルペン起用については「もちろんチャレンジだった」と打ち明け、「(救援の主力である)デビン(ウィリアムズ)とウィーバーをこのような試合で使いたくなかった。でも、それと同時に長い回を投げさせられる選手もいなかった」と説明した。

「明日のためにも、ブルペン陣にはそれぞれ少ない回を投げさせたかったんだ」とブーン監督。「難しいけど、162試合もあれば、時には完璧な起用ができない時もある。タフな試合を終わらせることもメジャーの一部だよ」と必死に前を向いた。

(THE ANSWER編集部)



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