大谷かジャッジか…レジェンド3人が激論「インチの差でオオタニ」「ジャッジを選ばなくては…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、本拠地ヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場。全米中継の試合前には、大谷とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手のどちらが上か、というテーマでレジェンドOB3人が激論を交わした。

本拠地ヤンキース戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、本拠地ヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場。全米中継の試合前には、大谷とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手のどちらが上か、というテーマでレジェンドOB3人が激論を交わした。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」で全米中継された注目の一戦。特に昨季の両リーグMVPである大谷とジャッジの競演が話題の的となった。試合前にドジャースタジアムに設置された同局の特設スタジオには殿堂入りレジェンドのデレク・ジーター氏、デービッド・オルティス氏、そして通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏が集結。「大谷とジャッジどっちが上?」というテーマで盛り上がった。
ヤンキースのキャプテンを長年務めたジーター氏はジャッジ推し。「アーロン・ジャッジが攻撃面で見せている活躍は他の誰よりも素晴らしい。パワーだけでなく打率もよいからね。これはもはや存在しない技術だ。彼は4割近く打っている。だから今はジャッジを選ぶね」と後任キャプテンを高く評価した。
一方、Aロッドの愛称で知られるロドリゲス氏は「コインの表裏、だろ? 彼らは野球界のみならずスポーツ界で史上最高の2人だ」としつつ、「1人を選ばないといけないのであれば、オオタニを選ぶ」と大谷を推挙。「彼は昨季59回盗塁した。三盗は9回。投手として彼と対戦する場合、長打を避けようと歩かせるのはダメなんだ。自動的に二塁打になるからね。だからインチの差でオオタニだ」と力説した。
通算541本塁打のオルティス氏は「この2人ならどちらでも選びうる。ジャッジのように打率を伸ばしながら打球をポールまで届かせる。私はジャッジを選ばなくてはならない。彼が現在成し遂げていることは非人間的だからだ」と試合前の時点で打率.392をマークしていたジャッジを選んだ。
ただ、両者とも歴史に残る活躍をしていることに違いはない。ジーター氏は「我々がここに座って2人のうち1人を選ぶ。なんて馬鹿げたことをやっているんだ(笑)」と豪華メンバーによる激論をまとめていた。
(THE ANSWER編集部)